18日~19日と22日~23日 日本海側は大雪に警戒 立ち往生の恐れも
22日(日)から23日(月) 再び日本海側で冬の嵐に
20日(金)から21日(土)にかけて、冬型の気圧配置は緩み、本州付近を前線や低気圧が通過するでしょう。広い範囲で雨が降りそうです。乾燥が続く関東など太平洋側でも雨が降りやすく、空気が潤うでしょう。 22日(日)から23日(月)にかけて、日本付近は再び強い冬型の気圧配置になります。山陰や北陸から北の日本海側を中心に雪が降るでしょう。沿岸部には冷たい季節風が吹き付け、広く荒れた天気になりそうです。寒気の流れ込みは強く、晴れ間がでる太平洋側にも、山沿いを中心に雪雲の流れ込んでくる所があるでしょう。 また、北海道では、最高気温が0℃に届かず、真冬日が続く所もあります。雪道を運転する際は、日中でもアイスバーンなどに十分ご注意下さい。
路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。 (1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。 (2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。 (3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。 (4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
日本気象協会 本社 福田 浩昭