【売上VS作業コスト】マニア向け商品は「フリマアプリ」で高く売るべき! と言われましたが、面倒なので中古品買取店に行きたいです。それぞれのメリットを教えてください!
限定品や希少性の高いフィギュアなど、マニア向けのレアグッズは、需要と供給のバランスから高値で取引できる場合があります。特に、フリマアプリでは思った以上に高く売れることも少なくありません。ただし、出品や発送の手間はかかります。 この記事では、フリマアプリと中古品買取店、それぞれのメリットを注意点も交えて解説します。後悔しないよう、売却前にしっかりと比較しておきましょう。
フリマアプリのメリット
フリマアプリの主なメリットとして、以下の3つのポイントが挙げられます。 ・自分で販売価格を決められる 自身で販売価格を自由に設定できるのは、フリマアプリならではの魅力です。すでに同じ商品の出品が多数ある場合には、大体の相場感は決まってしまいますが、まだ出品がない・少ないときには基本的に好きなように値付けできます。 ・高く売れる可能性が高い 同じ物でも、中古買取店よりもフリマアプリのほうが高く売れる可能性があります。中古買取店では人件費や再販などのコストが発生する分、自分で売るよりも買取金額は低くなることが多いでしょう。 ただし、フリマアプリでは送料がかかる点には注意が必要です。特にマニア向け商品は、中身はもちろん箱の状態にこだわる人も多いため、丁寧・厳重な梱包(こんぽう)が求められます。 ・実際に使ってくれる人に売れる 中古買取店では、最終的にどのような人の手に商品が渡るのかは分かりません。その点、フリマアプリは基本的に個人間売買です。プロフィールやメッセージのやり取りなどから、相手に関するある程度の情報やニーズを把握できます。 「実際に使ってくれるユーザーに売れる」「どのような使い方をしたいのかイメージできる」ことが多いのも、フリマアプリの利点といえます。
中古品買取店のメリット
続いて、中古品買取店の主なメリットは、以下の3つです。 ・取引の手間がかからない 中古買取店の場合、商品を持ち込むだけで済みます。宅配買取サービスがあるところならば、商品を箱に詰めて送るだけなのでさらに楽です。出品や質問対応、梱包(こんぽう)、発送などを自分でやらなければいけないフリマアプリと比べて、各段に手間を省けます。 ・現物を見てもらえるためトラブルが少ない 中古買取店に持ち込む場合には、傷や汚れなどの状態もしっかりチェックしてもらえます。しかし、フリマアプリの場合は画像しかないため、商品の状態について商品説明を丁寧にしておかないと、購入者との間でトラブルになる恐れがあります。特に、マニア向け商品の場合は、一般的な商品よりも厳しい目でチェックされる可能性が高いでしょう。 ・取引完了までが早い 中古買取店の場合、最短で当日中に取引が完了します。査定価格に納得できれば即時換金可能です。一方、フリマアプリでは、すぐに売れるとは限りません。希少性の高い商品でも、値段が高すぎたり、商品説明が不十分だったりすると、数ヶ月たっても買い手が現れない場合もあります。
手間がかかってもフリマアプリに出品する価値はある
フリマアプリで売る際には出品や発送などの手間がかかりますが、そのデメリット以上に高値で取引できる可能性があります。同じ商品や似たような商品がどのくらいの価格で購入されたのか、面倒でもリサーチだけはしてみましょう。想定以上に高い値段で取引されている場合には、準備が面倒でも出品する価値は十分にあるといえるでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部