【30～50代】ON・OFF兼用「チェスターコート」。今っぽくカジュアルに着るならこんな感じ！

チェスターコート。テーラードジャケットの丈を伸ばしたそのデザインは、それゆえビジネスでは最強の味方。もちろん、カジュアルにおいても活躍するのは周知のとおり。 ▶︎すべての写真を見る 知りたいのは、どう着るのが“今っぽい”かということ。街角の男たちにそのヒントを探ってみた。

① パンツと靴は男クサく、コートで品良く

コート、ニット、パンツ、キャップ＝すべてシテラ　ブーツ＝エコー × ノンネイティブ　

永 直樹さん（50歳） 定番色ネイビーのチェスターコートは、どれだけ着崩しても装いを大人に仕上げてくれる。OCEANS世代にとって欠かせない1着だ。

永 直樹さん（50歳）

ロールアップしたデニムにトレッキングブーツというタフな足元でもこのとおり。

② 「洗練」を随所に散りばめたコートスタイル

コート＝タリアトーレ　ニット＝セッテフィーリカシミア　カットソー＝アルモリュクス　パンツ＝ハンドルーム　靴＝カルミナ

松田敏志さん（44歳） イタリアブランドによる渋いベージュカラーのチェスターを主役に、編み地が利いたカーディガンで表情を加え、マリンボーダーのカットソーでフレンチな香りもプラス。

松田敏志さん（44歳）

そこはかとなく清潔感が漂うコーデだなぁ、と思っていたら腕時計は名門の角型！ 細かなところまで考えられた洗練の装いだったのだと、納得。

③ セットアップ×チェエスターコートは「着崩す」

ジャケット、パンツ、シャツ＝すべてTUITACHI　靴＝ジャランスリワヤ

田村 涼さん（33歳） カジュアルセットアップにチェスターコート、これ以上ないシックな組み合わせだ。 だが、白いシャツはフロントをぜんぶ開けていたり、タッセルローファーは素足で履いていたりと、随所に“ハズし”を散りばめたことでこなれ感のある装いに。

田村 涼さん（33歳）

◇ こうしてみると、やはりチェスターコートはビジネス用だけにしておくのはもったいない。 ちょっとしたアレンジで現代的なカジュアルが楽しめるのだから、この冬も思う存分着倒してほしいのだ。