2024年「大統領選挙イヤー」の米国株は一体どうなるのか
2024年のアメリカは大統領選挙の年。株価はあまり上がらない年だ(写真:ブルームバーグ)
2024年は、世界的な選挙イヤーとなる。まず1月13日に台湾総統選挙、2月14日にインドネシア大統領選挙がある。 3月以降は15~17日にロシア大統領選挙。4月に韓国総選挙、4~5月にインド総選挙、6月2日にメキシコ大統領選挙がある。時期未定だが、ウクライナの大統領選挙も春に予定されている(延期の可能性もある)。さらに、秋には国内で自民党総裁選挙があり、11月5日にアメリカ大統領選挙と、まさに選挙一色のような年になる。 だが株式市場にとって、2024年の最大の注目となるのは、やはりアメリカの大統領選挙だ。2023年は金融政策が株価の大きな変動要因になったが、2024年はそこに政治的要因が関わってくることになる。そこで今回はこの同国の大統領選挙の行方と株式市場について考えてみる。
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中井 裕幸