【フォーミュラE結果】シーズン10開幕! ポルシェのウェーレインがメキシコ戦でポール・トゥ・ウィン
年が明けてからまだ2週間だが、世界規模のモータースポーツ選手権が始動した。電動シリーズ最高峰のFIAフォーミュラE世界選手権は1月13日、シリーズ発足から10年目という節目のシーズンをメキシコでスタートさせた。 FIAフォーミュラE世界選手権は1月13日、メキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでシーズン10の開幕戦となるメキシコシティE-Prixを開催。タグ・ホイヤー・ポルシェのパスカル・ウェーレインが優勝を飾った。 【画像ギャラリー】フォーミュラE開幕戦の様子 バッテリーEVによるサーキットレースカテゴリーの最高峰に位置するフォーミュラEは、2014年に発足。10シーズン目となる今季は16戦で争われる予定で、3月30日にはシーズン第5戦として、東京ビッグサイトを中心に東京E-Prixが初めて行われる。 メキシコシティE-Prixで今季初のポールポジションを獲得したのはウェーレイン。 フォーミュラEでは、2グループに分かれて行われるオーソドックスな予選を行った後、両グループの上位4名ずつがトーナメント形式で争われる“デュエル”に進出する。ここで1対1のタイムアタック勝負を行い、上位8グリッドを決定する。 ウェーレインはグループAを4位で通過すると、デュエルでエンビジョン・レーシングのロビン・フラインスと、ジャガーTCSレーシングのニック・キャシディを撃破。ファイナルではエンビジョン・レーシングのセバスチャン・ブエミを下し、今季最初のポールシッターとなった。 決勝でもウェーレインは好調を維持。ポールポジションから好発進を決めると、トップのまま1コーナーを通過した。複数回クラッシュが発生するやや荒れたレースのなか、ブエミとの接近戦を展開しながらもウェーレインは終始レースを支配。最終的に1.162秒差でトップを守りきり、ポール・トゥ・ウィンを飾った。 2位はブエミ、3位はキャシディとなった。また、日本勢で唯一フォーミュラEに参戦しているニッサン・フォーミュラEチームは、オリバー・ローランドが11位、サッシャ・フェネストラズが12位で、開幕戦での得点はならなかった。 次のラウンドはダブルヘッダーとして行われ、シーズン第2戦が1月26日、第3戦は翌27日にサウジアラビアのディルイーヤで行われる。 FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 第1戦メキシコシティE-Prix 結果 FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 ドライバーズランキング FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 ドライバーズランキング FIA フォーミュラE世界選手権 シーズン10 残りの日程
MotorFan編集部