完全駆除は困難、侵略的外来種の水草で異常な状況の「環水公園」…すさまじい繁殖力で何度でも成長
富山土木センターによると、昨年7月、この堰に損傷が判明。水を取り込みにくくなり、運河内の養分濃度が高まった。同センターは今年1月から復旧工事を始めたものの、4月の大雨で仮で設けていた止水設備も損壊した。中断していた工事は、始まったばかりで来春の終了を見込む。
今後について、川住技能主任は「今年繁殖した子孫が生き残っていると考えられ、しばらくは大量繁殖が続くだろう」と指摘。「水草を成長させる栄養を減らすため、生活排水が流れ込まないような環境作りも進めなければならない」と話していた。