KENTA SANGGYUN、来日インタビュー!サンギュン入隊前の思いを語る「むしろ気が楽になりました(笑)」
2017年にJBJのメンバーとしてデビューし、2018年からは2人でユニット活動を行っているケンタ(髙田健太)とサンギュンが、約5年ぶりにKstyleのインタビューに登場! ユニット活動6周年を迎えた彼らは、KENTA SANGGYUN名義でのリリースとしては初となるデジタルEPにまつわるエピソードや、10月20日に開催された来日公演に関する話、サンギュンが入隊を控えた中でのお互いの心境など、たっぷりと語ってくれた。 6周年はあっという間!「大人っぽい姿も期待して」 ――まずは、6周年おめでとうございます! ケンタ&サンギュン:ありがとうございます! ――6周年を迎えてみて、いかがですか? ケンタ:本当にあっという間でした。半分ぐらいは活動できず休んでいた時期でも多いんですが、でも6周年自体は喜ばしいことなので、ファンの皆さんとしっかりお祝いしたいなと思っています。 サンギュン:時間が経つのが本当に早かったように思います。休んでいた時期も、僕にとってはこれまでの活動を振り返る時間になりました。2人でKENTA SANGGYUNという名義でデジタルEPを出すことができてとても嬉しいですし、これからも素敵な音楽をお届けしたいと思っています。 ――カレンダーの発売もされました。ケンタさんがディレクションをされたとのことですが。 ケンタ:そうですね、今は僕たちだけですべてのことをやっていて、基本的に音楽的な部分はサンギュン、それ以外の企画的な部分は僕がしているという形です。今回のカレンダーも、僕がディレクションさせていただきました! ――撮影時のエピソードも気になります。 ケンタ:カレンダーは今回で2回目なんですけど、去年は表現したいものを上手く出せなかったっていうのが心残りだったんです。そういった背景があったので、今年は「やりたいことを全部やりきるぞ!」と意気込んで取り組みました。その分準備は大変だった記憶がありますね小物とか細かいところまで全部自分たちで用意したので本当に大変だったんですけど、現場のスタッフさんたちからの反応がすごく良かった時は、本当にやってよかったなっていう達成感がありました! サンギュン:準備期間はケンタが本当に頑張っていたので、まずはお疲れさまと言いたいです。僕はスタッフさんたちの温かさも忘れられなくて、自分のことのように頑張ってくれた皆さんの姿が今でも記憶に残っています。自分たち以外の人たちとお仕事をするのが久しぶりだったっていうこともあって、楽しい撮影でした。 ケンタ:スタッフさんの中には7~8年一緒にやってきた方もいらっしゃって言葉を交わさなくても通じ合える空気感が良かったです! ――先にビジュアルが先行公開されましたが、ファンの反応はいかがでしたか? ケンタ:僕だと今回クルクルヘアのカツラを被ったんですけど、それに対して「ビジュアル大正解」「求めていたのはこれだよ~!」って反応を見かけた時は本当に嬉しかったですね! ファンの方が求めてくれていることと、自分がやりたいことのバランスはすごく重要視してた部分でもあったので、心底良かったって思いました。ちなみにビジュアルは2パターンあって、子供と大人それぞれのテーマで撮っています。僕たちの大人っぽいスーツ姿もいい感じなのでぜひ手に取ってみてほしいです! ――まさに100点満点の仕上がりになったのですね! ケンタ:あんまり自画自賛しても良くないと思うので、99点にしておきます(笑)。 サンギュン:残りの1点は、ファンの皆さんに評価してもらうということで(笑)。 ケンタ:次に向けた期待値という意味でも、1点は残しておきたいです! サンギュンのセンスが光る新曲も!「初めての挑戦だったけれど」 ――単独での来日公演は2年ぶりとなりますが、楽しみにしていたことはありますか? サンギュン:2年前よりもっと良いステージをお見せしたいと思っていました。僕たち自身も期待でワクワクしていましたし、ファンの皆さんにも喜んでもらえるような公演にしたいと思って準備しました。僕は今回が入隊前最後の単独公演になるので、1つひとつのスケジュールを大切に、全力を尽くそうと思いました。 ――今回の公演で初披露する新曲も、サンギュンさんがとてもこだわって制作されたと伺っています。 サンギュン:そうなんです!僕は今回作詞だけでなく作曲もやってみました。新しい挑戦にドキドキしましたが、自分が予想していた以上に素敵な仕上がりになったので、力添えしてくれたすべての人に感謝を伝えたいです。 ケンタ:サンギュンは今回、ミキシングもしたんですよ! 作曲に初挑戦ってなるとその後のミキシングは専門家に任せるのが一般的だと思うんですけど、もう1歩踏み込んだところまでやってくれたんです。 サンギュン:ミキシングは僕にとって専門外の分野なので、お願いしようにも説明が上手くできないんですよ。なので、実際にスタジオに行って自分が納得するまでサウンドに耳を傾けて、理想の仕上がりを追求しました。一緒に作業してくれたスタッフの方々に対して「たくさん迷惑をかけたな」という申し訳ない気持ちもありますが、本当に満足するサウンドが完成したという達成感もあり、色んな感情が入り混じった挑戦になりました。 ――「また挑戦したい」or「大変だったから二度とやりたくない」だと、ずばりどちらが勝りますか? ケンタ:正直な気持ちでいいんだよ(笑)! サンギュン:(笑)。正直な気持ちでいうと、作業する過程は本当に大変でした。何度も「今日は休みたい」と思ったしそれでも、「また楽曲を作ろう」「ミキシングをやってほしい」、という話が来たら僕はやると思います! 今回の挑戦で学ぶことがたくさんありましたし、「次はもっと素敵なものを作れそうな気がする」という自信も湧いてきているからです。 自分磨きに余念なし?「お肌にダイエット、頑張りました(笑)」 ――今回の公演に向けて、特に力を入れた部分はありますか? ケンタ:僕は、とにかくビジュアルに気を使いました! 95年生まれなんですけど、早生まれなので実質30歳の代なんですよね。20代から30代に突入するということをひしひしと感じていて、最近「もう自分って若くないんだな」と思うシーンが何度もあったんです(笑)。ファンの皆さんの前では若々しくいたい! ということで、まずはトレーニングを始めて、皮膚科でお肌の管理もしました。色々、がんばって準備しました! サンギュン:僕は、まず体調管理ですね。公演とデジタルEPリリースのタイミングが重なっていたので、体力作りはしっかりやろうと思いました。もちろん、ダイエットもしてビジュアル的な部分でも頑張って準備しましたよ! 髪の毛もこうして久しぶりにハイトーンにしました。ファンの皆さんが喜んでくれたら嬉しいです! ――ファンの皆さんもすでにおっしゃっていましたが、とてもお似合いです! サンギュン:ありがとうございます(照れ笑い)。 ――公演の中で、ファンの反応が特に気になっているコンテンツはありますか? ケンタ:僕はオープニングですね! 今回は公演の演出とかもやらせていただいたんですけど、1曲目をデジタルEPの収録曲にしたんです。「氣合」っていうバンドテイストの曲なんですけど、この曲は初めて聴いた時から絶対公演のオープニングにするぞって決めていて。幕から登場する演出を取り入れたのも初めてなので、この曲と登場時の演出の組み合わせに「わー! きゃー!」ってなるファンの皆さんの反応がとっても楽しみでした。 サンギュン:僕もまったく同じです! オープニングは絶対に盛り上がってほしいと思いながら準備しました。「氣合」という曲はステージパフォーマンスが映えるように作った曲なので、ファンの皆さんが目の当たりにすると気絶するんじゃないかな? という自信もちょっとあります(笑)。K-POPというよりは、少し日本テイストのJ-POPの雰囲気を感じられるような曲なので、日本の皆さんが喜んでくれるのではないかなと思いました。 パフォーマンスへの並々ならぬ情熱「最高のステージを更新し続けたい」 ――お2人がパフォーマンスをする上で大切にしていることはなんですか? ケンタ:僕が最近よく掲げているのは、「衰えを感じてほしくない」ということですね今年に入っても台湾でファンミーティングをしたりとか、色んなイベントをやらせてもらっているんですけど、その都度、肝に銘じていることです。例えばですけど、長く活動しているにもかかわらず、あまり努力が感じられないステージを目にした時って「なんだか残念だな」って思いますよね。ファンの方からしたらすぐにわかってしまうだろうし、見え方の部分は常に詰めていきたいと思っています。この振付は腰に負担がかかるから、今のコンディション的には無理だなというパートがあったとすれば、手を抜くのではなくて今の自分に出来る範囲で演出の工夫をするとか。踊るんじゃなくて移動に変えてみようとか、それは手抜きじゃなくてブラッシュアップと言えると思うんです。中途半端に見えちゃうのが1番良くないと思っているので、常にサンギュンと2人で「前回のステージよりかっこよくやろう」と話しています。 サンギュン:僕は、第1にエネルギーをしっかり伝えなければと思っています。公演のセットリストによっても楽曲の解釈は変わってきたりするので、その場に合わせて解釈を整理したり常に楽曲に込められたメッセージとエネルギーが観客の皆さんに伝わるような公演を心掛けています。それと、公演の時はパフォーマンスもボーカルも、いつもよりダイナミックにしようと心掛けています。ステージに立つたびに新しい挑戦をするような、その時その時で異なる魅力を伝えられればと思っています。 ――異なる魅力と言えば、サンギュンさん自らチケット購入方法を説明するショート動画は「可愛すぎる」と大反響でしたね。 ケンタ&サンギュン:(爆笑)。 サンギュン:あれもケンタが全部プロデュースしました! ケンタ:あの動画、僕の友達からも「これ神~!」って言われているんです。最近はこういった部分にもやりがいを感じてきていましてあれっ、僕ってもしかしたらプロデューサーに、向いてるんじゃないかな? と思ったり(笑)。ファンの皆さんに求められていることと、僕のやりたいことのバランスを見ながら形にしていく作業が楽しくて、おこがましいかもしれないけれど「ビジネスとしてちゃんとプロデュースをやってみたい」という思いもあります。あとは、日本の皆さんにとってはサンギュンの頑張って喋っている日本語も「好き~!」ってなるポイントだと思っていて、K-POPアーティストさんが日本語を喋っている時って大前提として可愛らしいんですけど、サンギュンだけの可愛さがあると僕は思っています。その可愛らしさをどう伝えようかと考えた時に、あのチケッティング解説動画を思いつきました(笑)。 サンギュン:僕はケンタの言う通りにすればいいだけです(笑)。毎回ケンタが予想していた通りの反響がファンの皆さんから返ってくるので、不思議ですね。 ケンタ:今回のチケッティング動画は第2弾で、シリーズごとに良い反応を頂けている感じですね。また作る機会があれば、頑張りたいと思います! J-POPカバーにも意欲!「日本の感性あふれる曲に挑戦したい」 ――最近はチャレンジ動画などもかなりブームですよね。今後挑戦してみたいコンテンツなどはありますか? サンギュン:最近僕たちのYouTubeチャンネルを開設したので、これから色んな姿をお見せしたいです! 今考えているのは、僕たちの日常を近くで見てもらえるような、ドキュメンタリー形式の動画です。 ケンタ:僕たちが運営する初めてのYouTubeチャンネルということでどうしたらアイドルらしさを残しつつ、大人になった僕たちの姿をお届けできるかな、どうしたら僕たちをまだ知らない人にしっかりアプローチできるかなと、ずっと考えています。アイドルらしいダンスチャレンジはもちろんなのですが、そこからもう一歩踏み出したような、リアルで正直なコンテンツもあったらいいなと思ってドキュメンタリーを準備することになりました。 ――サンギュンさんは以前のインタビューで「家で服を着ない」とおっしゃっていましたが、大丈夫でしょうか? ケンタ:(爆笑)。 サンギュン:以前はそうでしたが、今はお見せするのが恥ずかしいですねただ、トレーニングの様子をお見せする動画を公開するようなことがあれば、脱いでいるかもしれませんが(笑)。 ――最近はJ-POPカバー映像なんかも流行っていますが、カバーしてみたい曲はありますか? サンギュン:僕は優里さんの「ドライフラワー」をぜひ! ケンタ:「ドライフラワー」は韓国でもかなり人気だよね! サンギュン:そして、個人的にはVaundyさんの「踊り子」も歌ってみたい。 ケンタ:おお~! 新鮮で良さそう。僕も絶対やってみたい曲が1つあるんです! 最近韓国でもバンドブームが再来していて、日本のバンドだとLET ME KNOWさんの人気が凄いんですよ。僕も大好きなバンドさんなので「LAD浪漫's」という曲を1度カバーしてみたいです! Jロックの全盛期の感性があるというか、聴いていて本当に好きだな~って思うんです。サンギュン、この曲をやるのどう? サンギュン:ケンタは上手に歌えそうだよ! ケンタ:(笑)。 サンギュン:僕は日本の音楽の感性をまだ把握しきれていないので、未熟な部分がたくさんありそう。 ケンタ:1回頑張ってみよう! サンギュン:そうだね、挑戦はしたい! サンギュンは来日公演を最後に入隊「むしろ気持ちが楽になりました」 ――サンギュンさんは入隊を控えていますが、現在の心境は? サンギュン:すでにファンの皆さんが「サンギュンに会えなくなっちゃう」と残念がってくれていて、皆さんからの愛を実感しています。ただ、僕はむしろその時が待ち遠しいなと思っていたりします。つかの間の休暇というか、1人になって自分を見つめなおす期間になりそうです。これからどうしよう? とか、ちゃんとやれるかな? とか、そういった心配はないですね。ファンの皆さんにも「まったく心配する必要はないからね」とお伝えしたいです。帰ってきたら日本の皆さんに会いに行ける機会がもっともっと増えると思うので、僕もその日が楽しみです! ――ケンタさんはその間お1人での活動となりますが。 ケンタ:そうなんですよ~。僕自身もサンギュンの入隊に関しては「いつ行くんだろう」「いつその日が来るんだろう」ってずっと気になっていたのですが、こうして実際に入隊日が迫ってくると「サンギュンが帰ってくるまでの間は僕が準備を進めておけばいいんだ」と思えるようになりました。これまでは「スケジュールを決めた後に入隊が決まっちゃったらどうしよう」と思うことが多くて、ある種宙ぶらりんな状態でもどかしかったんです。そういう部分を気にせず、やりたいことをやれる状況になるという点では気持ちが楽になりました。今も2年前に比べてスッキリした顔をしていると思うんですけど、どうですか(笑)? サンギュン:(笑)。 ――サンギュンさんが帰ってきたら、またぜひお2人のお話を聞かせてください! 最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。 ケンタ:はい! これはいつも言っていると思うんですけどKstyleさんは僕らが紆余曲折あった数年間の間でも、いつも記事に取り上げてくださって、その記事を見て僕たちの近況を知ってくれている方も本当にたくさんいらっしゃいました。読者の皆さんは僕たちにとっても特別な存在です。これからもKstyleさんを通して僕たちの近況をたくさん知ってほしいですし、もっともっと良いニュースを届けられるように頑張っていきたいと思います! サンギュン:僕たちのリアルで正直な話をたくさんしたので、インタビューを楽しく見ていただけると嬉しいです! また僕たちがKstyleを通じて皆さんに元気な姿をお見せできるよう、頑張ります。ありがとうございます! (撮影:前出秀紀) ■リリース情報 KENTA SANGGYUN デジタルEP「LOVE COUNTDOWN」 好評リリース中! 【収録曲】 1.LOVE COUNTDOWN 2.氣合(Spirit/Kiai) 3.Dreams 4.LOVE COUNTDOWN-Sped-up Version
Kstyle編集部