日本の食文化の魅力がギュッと詰まった、折り詰めのお寿司&和菓子(『八千穂寿司』『玉川屋』)~心ときめく「マイ定番」~
クウネル世代の人たちが、日々、愛用している逸品。そんなお気に入りの「マイ定番」を弊誌プレミアムメンバーに、教えていただきました。 【画像一覧を見る】
「やっぱりおいしい!昔ながらの和の定番をテイクアウト」
『八千穂寿司』は巣鴨で約50年営んできた店を、3年前に市ヶ谷に移転。津曲久美子さんは講師を務める学校が近かったこともあり、巣鴨時代からのお客さん。 「元々、ここのいなり寿司が大好きで、押し寿司もおいしいので、上京の折に立ち寄り、熱海の自宅に持ち帰ります。腕も人柄もいい大将と素敵なお嫁さん、そしてお母さんが手作りするお寿司は最高です」。味のしみ込んだいなり寿司には、炙り胡椒やバジルなどの変わり種(季節限定・要予約)も。 一方の仁王餅は目黒で90余年の和菓子店・『玉川屋』の看板商品。 「目黒に住んでいたときから、よく買っていました。つぶし餡がわらび餅で柔らかく包まれ、ふんわりとした食感ときな粉がほどよいバランス。小豆好きな夫と一緒にいつもいただいています」 寿司や和菓子には、その小さななかに伝統的な日本の食文化の魅力がキュッと詰まっています。
『クウネル』2024 5月号掲載 写真/加藤新作、スタイリング/福田麻琴、取材・文/黒澤弥生
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