「かなり幻滅」ザコシ、やす子の応援で『24時間テレビ』出演に冷めた声…旧ジャニ色消えても変わらぬ“事務所総出”演出
8月31日から9月1日にかけて放送された『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』(日本テレビ系)。番組内でお笑い芸人のやす子がランナーを務めた「全国の児童養護施設に募金マラソン!」は、4億円以上の募金を集めて、予想以上の反響で終了した。 【写真多数】速度は“徒歩ペース”…やす子とザコシと錦鯉「マラソン姿」 番組開始前には、台風10号の関東甲信越地方への接近が予想されたため、日産スタジアムのトラック周回がコースに組み込まれるなど、イレギュラーな動きはあったが、やす子は無事、放送時間内に完走。 だが、X上ではその道中の“演出”について、厳しい意見が並んでしまった。 《ザコシが一緒に走ってるのはかなり幻滅したわ。24時間テレビとかいちばんバカにする人かと勝手に思ってたよ》 《何故伴走芸人にアキラ100%やザコシを選んだのか…(単純に服着せるのは個性殺しやろ…)》 《ザコシって24時間テレビとか出ていいんか。好きだけど24時間テレビにザコシ…?ってなる》 生放送中、やす子を応援する“伴走”をおこなうため、芸人仲間が駆けつけていた。親友として知られる「納言」の薄幸(すすきみゆき)を始め、「錦鯉」の長谷川雅紀、渡辺隆やハリウッドザコシショウ、アキラ100%といった面々だ。 「やす子さんが所属する事務所は『ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)』です。音楽業界では名が知られていますが、お笑い部門は、2012年にバイきんぐが『キングオブコント』王者になったことで台頭し始めた、新興事務所。 薄幸さんは別の事務所ですが、錦鯉やザコシさんなど、SMAの先輩芸人たちが“事務所総出”で『24時間テレビ』に駆けつけたという様相だったんです。ただ、ザコシさんを筆頭に、SMAは“イロモノ”が多いといわれている事務所ですから、所属芸人が感動系との番組の親和性は低い点は否めません とくに、ふだんはバラエティ番組で、共演者の流れを無視するような大暴れをするザコシさんが、チームの一員として番組に参加している姿は、昔からのファンから失望する声が聞かれています」(放送作家) これまでの『24時間テレビ』は、旧ジャニーズ事務所のタレントがパーソナリティを務め、ほかの企画にも同事務所のタレントが出演するといった“ジャニーズ祭り”の様相を呈してきていた。 「今回の『24時間テレビ』でも、嵐の相葉雅紀さんがパーソナリティのひとりだったり、King & Princeの高橋海人さんが出演したりと、STARTO ENTERTAINMENTのタレントがまったく出なかったわけではありません。 しかし、彼らの出演時間が大幅に減ってしまったがために、今回はまるで“SMA祭り”のように見えてしまう場面が増えてしまった印象です」(同前) “事務所総出”で見せたキャラクターが、今後の芸風に影響が出ないことを祈りたい。