期待外れ…。アジア杯ワーストイレブン【CB】崩壊状態…。4試合で10失点…。早々に試合を壊した守備の要
サッカー日本代表がベスト8で敗退したAFCアジアカップカタール2023(アジア杯)は、カタール代表の優勝で幕を閉じた。今回は、今大会で期待されていたよりも下回る活躍にとどまった選手をピックアップし、ワーストイレブン形式で紹介する。※各データはAFC公式サイトを参照 【画像】期待外れ…。アジア杯ワーストイレブンのフォーメーション
CB:ジョルディ・アマト(インドネシア代表) 所属クラブ:ジョホール(マレーシア) 生年月日:1992年3月21日 アジアカップ2023成績:4試合0得点0アシスト かつてフレン・ロペテギ率いるスペインの年代別代表で主力を務めたジョルディ・アマトは、2022年に自身のルーツであるインドネシアへと帰化している。インドネシア代表で随一のネームバリューと実績を誇る同選手だが、パフォーマンスは不安定だったと言わざるを得ない。 その代表例が日本代表とのグループリーグ第3節で、上田綺世に不用意なPKを献上した場面だろう。ボックス内だったにも関わらず露骨なホールディングで背後から掴むと、当初はノーファウルの判定だったが、OFR(オン・フィールド・レビュー)の結果ファウルに判定が変更。ゲームキャプテンとして出場しながら2分に先制点を与えるキッカケを作ってしまった。 今大会を通してインドネシア代表は4試合で10失点を喫しており、1試合あたりの平均失点は2.5にも及ぶ。これは決勝トーナメントに進出した16チームの中で最低の数字であり、3バックの中心でプレーしたディフェンスリーダーのアマトがもう少し機能していれば防げた失点もあった。大会を通してシュートブロックが1本もなく、失点を許し続けた彼の責任は大きいだろう。
フットボールチャンネル