「食べて吐く」の危険なサイクル…西山茉希、兒玉遥、大家志津香ら実体験告白 AYA警鐘「食べる幸せを」
モデルの西山茉希(38)、元「HKT48」で女優の兒玉遥(28)、元AKB48でタレントの大家志津香(32)が、5日放送の日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜後11・59)に出演。「過食嘔吐(おうと)」の実体験を語った。 【写真あり】72キロの激太りから、健康的なダイエットに成功した大家志津香 大家は「仕事関係のお食事とか行くと、食べないわけにはいかなですし、“食べな、食べな!”って言われたら、食べるじゃないですか。そのあとに“絶対(体重)増えてる。これ吸収しちゃう”って思うと、吐いてる時期があったんですよ」と告白。「頭で理解して、お腹いっぱいだから吐く、みたいなことをしてたら、だんだんと食べると吐き気がするようになって。吐こうとしなくても。だから、これ片足突っ込んでるなと思ってやめるようにはしましたけど、サイクル化していくのを実感しました」と、危険性を語った。 兒玉も「私もアイドル時代に過食嘔吐をしてた時代があって。だけど、そんなつらかったというよりは、メンバーとかが楽屋で“私凄い食べたときに吐いてるよ~”みたいな会話をカジュアルにしちゃうんですよ。ダイエットの太りにくい方法の一部みたいな感じで話しちゃうので、それが後々健康には良くないんだとか、メンタルも弱っちゃうっていうのを知らずにダイエット法を続けちゃうっていうのが多くて、そういうのは大変だなと思いました」と話した。 西山も同じ経験があるとし、「誰かから聞くんですよね。“あ、そうだ。吐いてるとか言ってたな”みたいな。そっからちょっとやり始めると、過食の“食べたい、食べたい”みたいな時期がきて、帰り道電車乗って、1駅降りる、買う、食べる、1駅降りる、買う、食べる…みたいな。で、お家帰って吐くみたいな。謎のサイクルが生まれるときがありました」と明かした。 こうした話を受け、カリスマトレーナーのAYAは「痩せる手段として、吐くということにたどり着くことがまず驚きですし、吐くとか薬とか注射とかじゃなくて、自分の身を危険にさらしてまで運動したくないのか」と疑問も。「お肉食べると、幸せホルモンが出るんですよ。だから気持ちもリラックスするし、安定するので、腸的に見ると魚の方がいいんだけど、筋肉的に見るとお肉がいいんですよ。それに、食べる幸せっていうのを感じてほしいなって思いますよね」と、健康的な食生活を送るよう呼びかけた。 また、西山は「過食嘔吐って、自分が乗り越えられたから、経験者として気軽にしゃべったりできますけど、リアルタイムで陥っている方って、誰にも言えないし、家族にも、より誰にも気付かれないためにいかにやるかっていう、変な時間がきちゃうから、そこにいかない情報をもっとみんなに知ってほしいなって思いますよね。栄養バランスをちゃんと取っていれば余計な食欲湧かないよとか、その食欲偽物だよとか、やっぱ通り過ぎると全部分かってくるんですよ」と訴え、大家らは深くうなずいていた。