香港金融管理局、基準金利を5.75%に据え置き-ペッグ制で米に追随
(ブルームバーグ): 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は2日、基準金利を5.75%に据え置いた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月30日-5月1日に開いた定例会合で、主要政策金利の据え置きを決定。これを受け、米ドルとのペッグ(連動)制を採用する香港も金利を維持した。
香港では、高止まりする借り入れコストが新型コロナウイルス禍からの景気回復や不動産セクターの重しとなっている。2日午後には1-3月(第1四半期)の域内総生産(GDP)が発表される予定。
FOMC、政策金利据え置き-インフレ沈静化の進展は失速
原題:Hong Kong Holds Rate as Fed Signals Inflation Concerns(抜粋)
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Alan Wong