「菜な畑ロード」オープン 3月3日まで 鴨川(千葉県)
鴨川市の鴨川中学校近くのほ場に設けられている1万坪の菜の花畑「菜な畑ロード」が6日、オープンした。一足早い春の訪れを告げる黄色いじゅうたんが一面に広がり、花摘み体験や地元農産物の販売などでにぎわいを見せている。3月3日まで。 「市の花」である菜の花の花畑をPRし、鴨川の魅力を市内外に発信しようと、市内の観光業、農業、商業の関連団体でつくる実行委員会が、平成23年度から毎年実施。鴨川中の生徒も、種まきを手伝うなど協力している。 7日はオープニングセレモニーが行われ、本多信介実行委員長が「多くの人に一足早い春を鴨川で感じてほしい」とあいさつ。市内外から家族連れらが訪れ、同市のイメージキャラクター「たいよう君」との記念撮影や、花摘み、花畑の中を走るミニトレイン「ドクターイエロー」などを楽しんでいた。 神奈川県から家族で訪れた40代の男性は「一面黄色でびっくり。花の香りもして、春を感じますね」と話していた。 期間中は、毎日午前9時半から午後3時まで、花摘み体験(10本200円)も可能。鴨川温泉旅館業協同組合の加盟施設への宿泊者、JR安房鴨川駅前観光案内所のレンタサイクル「かもチャリ」の利用者には、無料花摘み券が配布される。 ミニトレイン(200円)は、2月の毎週日曜日にも運行される。 問い合わせは、市観光協会(04―7092―0086)へ。