新スタジアムを熱狂させる2ゴール!大橋祐紀が開幕戦で鮮烈デビューを飾る「何年もこのチームでやっているみたい」 | Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグニュース】23日、明治安田J1リーグが開幕。今季のオープニングマッチとなったサンフレッチェ広島対浦和レッズの一戦では、新戦力のFW大橋祐紀が2ゴールで鮮烈なデビューを飾った。 ●【速報】新スタジアム初ゴールは大橋祐紀! 新加入ストライカーが冷静に浮かせてゲット
今季から広島にやってきたストライカーがいきなり鮮烈なデビューを飾った。 昨季まで湘南ベルマーレに在籍していた大橋祐紀は、今オフに広島に完全移籍で加入。浦和との開幕戦に2シャドーの一角として新天地での初先発を飾った。 そういった中で迎えた前半終盤、ボランチの川村拓夢が放った強烈なミドルシュートのこぼれ球に素早く反応し、記念すべき新スタジアムでの初得点を記録すると、55分には加藤陸次樹のクロスを相手DFの前で頭でうまくコースを変えてゴールへ流し込んだ。2点目を奪う直前には、相手のペナルティエリア内でハイプレスからボールを奪取し、PKを獲得するなど、守備でも献身的な働きを見せていた。 DAZNでこの試合の解説を務めた福田正博氏は、試合中に「大橋は何年もこのチームでやっているみたいですね」と早くもチームに溶け込んでいるストライカーへ賛辞を送れば、同じく解説の森﨑浩司氏も試合後に「新加入の大橋選手が得点を奪ったことで、彼にとっても自信に繋がりますし、チームにとっても大きな勝利になった」と活躍ぶりを評価した。 また試合後、フラッシュインタビューで2ゴールの活躍ぶりを問われた大橋は、「2点取ることができて、チームを勝利に貢献できたことは嬉しい」と振り返り、続けて「それはさておいて、新スタジアムという歴史的な日に、新加入ながらピッチに立ち、多くの方が尽力してくれて素晴らしいスタジアム作ってくれたので、それに恥じないプレーをしようと思って、この一戦にかけて臨みました」という思いを口にした。今後に向けて「まだ1試合、始まったばかりなので、次も勝って、みんなで笑って試合終了のホイッスルを聴けるように毎試合戦っていきたい」と抱負も述べている。 広島がこのリードを逃げ切って、記念すべき新スタジアムでの公式戦初マッチ、そして開幕戦を勝利で飾っている。