同僚と2次会後に酒気帯び運転 広島・呉市教委の副部長(58)が懲戒免職 同乗の課長職(52)は停職6か月
広島県呉市教育委員会は22日、58歳の副部長が酒を飲んで車を運転したとして、懲戒免職処分としました。 懲戒免職処分となったのは、呉市教委教育部副部長の男性(58)です。 発表によりますと、副部長は11月1日午後11時51分ごろ、市長事務部局課長職の男性(52)を同乗させ、マイカーを運転中、呉市広本町(ひろほんまち)2丁目付近の市道で警察の職務質問を受け、呼気検査で酒気帯び運転の基準である1リットル当たり0.15ミリグラムを超える0.4ミリグラムのアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。 処分の理由について呉市教委は「酒気帯び運転は公務員としてあるまじき行為。管理職の職員を同乗させたことは呉市の社会的信用を著しく失墜させた」などとしています。 同乗した課長職の男性は停職6か月の懲戒処分となっています。 呉市教委によりますと、2人は、勤務後に市役所周辺の店でほかの職員6人と飲食。このうち3人とはさらに別の店でも飲食していたということです。 呉市の新原芳明市長は「飲酒運転は極めて危険で、許されない行為。市民の市職員に対する信頼を裏切るものであり、お詫び申し上げます。今後、職員一人ひとりが法令を遵守し、使命感を持って誠実に業務を行うよう、一層徹底してまいります」とコメントしています。
中国放送
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