生稲晃子氏の靖国神社参拝、政府は「事実ない」と説明 生稲氏も「参拝していない」
林芳正官房長官は25日の記者会見で、世界文化遺産「佐渡島の金山」の朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式に韓国政府が参加しなかったことを巡り、日本政府が派遣した生稲晃子外務政務官について「(令和4年7月の)参院議員就任後に靖国神社を参拝した事実はない」と説明した。 【写真】「佐渡島の金山」追悼式で献花する生稲晃子外務政務官 生稲氏も追悼式が行われた今月24日、記者団に「参院議員就任後は参拝していない」と述べた。 韓国政府の追悼式への不参加は、生稲氏が過去に靖国神社を参拝したとする報道があり、韓国内で反対論が高まったためとみられる。林氏は「韓国側に対して事実関係を説明した」と明らかにした。 ◇ 令和4年8月15日に生稲氏が靖国神社を参拝したと報じた共同通信は今月25日、「本人に直接の確認取材をしないまま記事化した」と配信した。産経ニュースも共同通信を基に23日、生稲氏が参拝したと報じていた。