中国地方で“かなり遅い”「梅雨入り」…その条件は?最も遅かった時は何日? まつわる疑問に迫る
このうち、1~3番目(5月21~27日)と、28~30番目(6月14~26日)に該当する時期になると「かなり」がつく。10年に1度クラスの珍しさで、19日現在で梅雨入り発表がない今年は、既に「かなり遅い」段階だ。 ▼災害への注意 梅雨の時期は豪雨災害に見舞われることが多い。 太平洋高気圧とオホーツク海高気圧に挟まれた梅雨前線が島根県の沿岸やその付近に停滞し、太平洋高気圧の縁を回ってくる暖かく湿った空気が前線に流れ込むと大雨をもたらす。 広島地方気象台が5月に発表した中国地方の6~8月の3カ月予報は、7月の降水量について、梅雨前線などの影響を平年より受けやすくなるため「平年並みか、多い見込み」としている。松江地方気象台の担当者は「自治体の避難情報に気を付けてほしい」と呼びかける。