【プレミア12】“骨折”の辰己涼介「さすが20代やなと」21日からのスーパーラウンドでの復活を誓う
「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に臨む侍ジャパン辰己涼介外野手(27)が19日、復活を誓った。チームは台湾での1次ラウンドBグループを5戦全勝で終え、桃園国際空港から日本に向けて出発。辰己は17日のキューバ戦(天母)で右肘に死球を受け、18日の最終戦・ドミニカ共和国戦(同)はベンチ入りしたが、欠場していた。21日から始まるスーパーラウンドへ向けて「ここからが本番なので、ここから真剣にいきたいなと思います」と真面目に意気込みを語った。患部の状態については「うーーん、まぁ、大丈夫ですかね」と多くを語らなかったが、日に日に良くなっているか問われると「じゃないですか? さすが20代やなと」と、最後は辰己節だった。 【写真】死球を受ける辰己涼介 辰己は17日キューバ戦の8回にソフトバンクのモイネロから右肘付近に死球を受けた。そのままうずくまりベンチに下がって交代。試合中に台北市内の病院へ直行していた。翌18日に球場入りした際には、ギプスなどで固定していなかったが「診断は骨が折れてるって出たすけど、痛みは特にないです」と真顔で謎の骨折宣言。報道陣が慌てふためく中、さっそうと試合前練習に登場。軽めのジョギング、キャッチボールをこなし、室内練習場で高い強度の打撃練習も全開という辰己ワールドだった。