カネロ・アルバレス、激闘の末ハイメ・ムンギアを判定撃破 | ボクシング
5月5日、スーパーミドル級4団体統一王者サウル"カネロ"アルバレスがハイメ・ムンギアと防衛戦を行った。試合は激闘の末判定決着となった。
日本時間5月5日、スーパーミドル級アンディスピューテッド王者サウル "カネロ" アルバレスがハイメ・ムンギアを相手に防衛戦を行った。アルバレスが壮絶な戦いの末タイトル防衛に成功した。 メキシコ人同士の対決はラスベガスで行われ、「シンコ・デ・マヨ」(5月5日を意味するメキシコの祝日)の週末を彩った。アルバレスはムンギアの連打を的確に処理し、12ラウンドにわたりムンギアを圧倒。第4ラウンドには左ストレートと右アッパーのコンビネーションでダウンを奪うなど試合をコントロールした。ジャッジは全員アルバレスを支持し、117-110、116-111、115-112のユナニマスデシジョンで勝利を飾った。 カネロと親交が深く、プロモーターを務めていたオスカー・デ・ラ・ホーヤとの関係が緊張感を持っていたことも注目されており、デ・ラ・ホーヤが育成したファイターに打ち勝ったことはさらに意義深いとも言える。 「それが私が最高である理由だ」アルバレスは戦いの後リングで宣言した。 アルバレス(61勝2敗2分39KO)はジャーメル・チャーロ、ジョン・ライダー、ゲンナジー・ゴロフキンを下した3連勝を飾っており、勢いを持って試合に臨んだ。 レジェンドボクサーとの対戦に臨み、12ラウンドにわたる激戦を戦い抜いたムンギアも十分評価に値する。ムンギア(43勝1敗34KO)はこの試合でプロキャリア初の敗北を味わった。
A.K Jones