【MLB】オリオールズがヤンキース4連戦に勝ち越し 昨季防御率3位の右腕ブラディッシュが戦列復帰
【ヤンキース2-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間5月3日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのヤンキース4連戦の最終戦を迎え、7対2で快勝。同地区対決4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、今季20勝に到達した。オリオールズ2番手のキーガン・エイキンが1回1/3を1安打1失点で今季初勝利(0敗)をマーク。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは3本のアーチを浴びるなど、5回途中8安打7失点(自責点6)と精彩を欠いて2敗目(2勝)を喫した。 【動画】オリオールズ先発のカイル・ブラディッシュが5つの三振を奪う(MLB.comより) 3回表にアンソニー・リゾのタイムリーで先制されたオリオールズは、直後の3回裏にライアン・マウントキャッスルの5号ソロですぐさま同点とし、4回裏にはホルヘ・マテオとライアン・マッケナにそれぞれ1号ソロが飛び出して2点を勝ち越し。5回裏に打線がつながり、マウントキャッスルのタイムリー、ジョーダン・ウエストバーグの2点タイムリー三塁打、マテオの犠飛で7対1とリードを広げた。6回表にグレイバー・トーレスの1号ソロで1点を返されたが、7対2で快勝。地区首位をキープし、2位ヤンキースに1ゲーム差をつけた。 なお、オリオールズは右ひじの靭帯を痛めて出遅れていたカイル・ブラディッシュが戦列復帰し、今季初登板初先発。初回に二死満塁のピンチがあったものの、アレックス・バーデューゴをファーストゴロに打ち取って無失点で切り抜け、5回途中まで84球を投げて3回表のリゾのタイムリーによる1失点のみに抑えた。「けさ球場に着いたときには緊張していた」というブラディッシュだが、リーグ3位の防御率を記録し、サイ・ヤング賞投票で4位となった昨季と変わらぬ安定したピッチングを披露。頼れる右腕の復帰でオリオールズは勢いを増していきそうだ。