命を守るには 巨大地震を想定した総合防災訓練 青森県弘前市
RAB青森放送
県は巨大地震が発生した際に、人命救助などを関係機関が連携して迅速に対応できるよう防災訓練を弘前市で行いました。 県総合防災訓練は弘前市などで行われ、80機関3,500人が参加しました。 訓練は弘前市付近で巨大地震が発生し震度6強の揺れに見舞われ、建物倒壊や火災、それに山間部では崖崩れによる孤立集落が発生したという想定で行われました。 中高層建物火災の発生現場では、消防がはしご車で逃げ遅れた人を救助したあと、コンクリートミキサー車で運んだ水を使って消火活動をしました。 また土砂に埋まった家や車から消防や自衛隊などが連携してけが人を助け出し、けがの緊急度に応じて治療の優先順位を決める訓練も行われました。 ★宮下知事 「やはりまずは自分の身を守ることが大切です」 「自らの備えが今万全かどうか、ハザードマップや避難所の確認そして防災備品の確認を今日も是非していただきたいと思います」 訓練には青森放送も参加し、県内で起きた災害を過去のアーカイブ映像で振り返り、備えの意識を高めていました。