熊本県暴追センター、相談者の個人情報2500人分流出か…PCを遠隔操作される
熊本県暴力追放運動推進センター(熊本市)は21日、センターのパソコンが遠隔操作され、相談者の住所や相談内容など延べ約2500人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。現時点で被害は確認されていないという。
発表によると、15日午前10時40分頃、男性職員がパソコンを操作中、「お使いのコンピューターは無効になっています」という趣旨の警告画面が表示された。表示された電話番号に連絡し、サポートセンターを名乗る相手の指示通りにパソコンを操作すると、遠隔操作に切り替わった。職員が途中で異変に気付いて電源を切り、インターネット回線を遮断した。
パソコンには相談者の住所、氏名、電話番号、相談内容などが保存されており、センターは「流出した可能性は否定できない」としている。