砥部町出身・石本藤雄さんデザインの日用品販売 ロープウェー商店街に「ムスタキビ ハウス」オープン
南海放送
秋の行楽シーズンを前に、松山城のふもとに北欧で活躍したアーティスト石本藤雄さんの世界観を体感できる新スポットが誕生しました。 先月28日に松山市のロープウェー商店街にオープンした『ムスタキビ ハウス』。 砥部町出身のアーティスト石本藤雄さんのデザインと焼き物や染物など日本ならではの手仕事がコラボレーションした日用品を販売しています。 杉本記者: 「自然の中に咲く草花を描いた小皿に、こちらのプレートは2色の釉薬で海を表現しているそうです。どの食器からも石本さんの世界観が感じられます」 およそ30年にわたって北欧・フィンランドの「マリメッコ」でデザイナーとして活躍し、現在は道後地区のアトリエを拠点に創作活動を続ける石本さん。 店には、石本さんがデザインした食器や手ぬぐいのほか、「マリメッコ社」時代にデザインした布を使ったクッションや椅子など、250点以上が並びます。 ムスタキビ 新居田真美さん: 「それぞれ風景が浮かぶような名前がついております。茶色ですとDAICHI、黒ですとYORU、こちらSAKURAで、LAKEと。こういうネーミングも 石本が考えております」 機能的で美しくずっと使い続けられる物を暮らしに取り入れてもらい、心を潤わせる生活を提案したいと、新たに店をオープンさせました。 新居田さん: 「観光客の方も地元の方も行き交うような場ですので、そういったところで暮らしをテーマに文化を発信するような 場として続けていければと思っております」 「ムスタキビハウス」は、定休日の水曜を除いて午前10時から午後6時まで営業しています。