経済格差がどんどん広がる日本…富裕層になるには「会社を“買って”資本家になりなさい」
老後2000万円問題が叫ばれて久しい。しかし、生活水準を落としたくないのであれば「2000万円でも足りない」。政府の経済的支援を当てにすることもできない。現代日本ではサラリーマンであっても資産を形成することが求められている。そんな人は会社を買おう。もしあなたが一般的なサラリーマンならば、既に会社を経営するノウハウを自然と身に着けているのだ。 【漫画】床上手な江戸・吉原の遊女たち…精力増強のために食べていた「意外なモノ」 本連載では、平凡なサラリーマンが会社を購入し成功した例を紹介しながら、具体的に「どうやって資本家として成功するのか」を『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(三戸政和著)から一部抜粋して紹介する。 『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』連載第6回 『「上位1%の富裕層」が全世界の資産を独占…「戦前レベルの格差社会」で、"いま"資産を増やす衝撃のテクニック』より続く
資本家になろう
ピケティは現在のような貧富の格差が広がる構造は不平等だと批判し、累進課税をもっと強めるべきであると説いています。xdc 社会全体のことを考えればそのほうがいいのかもしれません。 しかし、私たちはルールを変えることができる立場にはいません。与えられたルールで生きていく限り、そのルールのもとで自分たちの資産を作り、生きていかなければならないのが現実です。 だったら、資本家になりましょう。労働者側に立つのではなく、資本家になる。それはつまり、会社の株主になるということです。 それこそが、前作から私が繰り返しお伝えしていることです。 資本家になることができれば、資産1億円を超える上位2・6%の富裕層に入ることはまったく難しいことではありませんし、資産5億円を超える上位0・2%の超富裕層に入ることも、不可能なことではありません。 実際に、私が取り扱っているミドル・スモールM&Aの業界では、ごく普通の学歴で、ごく普通に中小零細企業を経営してきて、引退の頃合いを感じて売却する際に、数億円で売却している方はザラにいます。