粒あんたっぷり、郷土菓子「朴葉巻き」 最盛期に【長野・木曽町】
米粉の生地に粒あんがたっぷり入った郷土菓子。木曽町の初夏の風物詩、朴葉巻き作りが最盛期を迎えています。 朴葉巻き作りの最盛期を迎えているのは、木曽町三岳の道の駅に併設された「三岳グルメ工房」。毎日早朝から丁寧に手作りしています。県外からのお客さんは… ■愛知から 「食べたことあって、好きなんです朴葉巻き」 ■岐阜から 「これ最高です」(いつも買っている?)「はい、買っています」 木曽町で月遅れの端午の節句を祝う定番のお菓子。一般的にはかしわ餅ですが、この地域には朴の木が多かったことから、かしわの代わりに朴の葉で包む朴葉巻きが古くから親しまれています。 ■三岳グルメ工房・西尾礼子代表 「かわいいでしょ?2、3日すると硬くなるんだけど、朴の葉っぱの殺菌で悪くはならないから、もう一度蒸し直してもらうとおいしくいただける。それが朴葉餅のいいところ」 5枚から7枚ほどの葉にくるみ、蒸し器でおよそ20分間蒸したら出来上がり。今年の朴の葉は霜の影響もなく、順調に育ちました。来月27日まで店頭に並ぶ予定です。