EV版のメルセデス・ベンツ「Cクラス」を鮮明に撮影!巨大デジタルディスプレイを激写した!
近い将来、メルセデス・ベンツの屋台骨「Cクラス」に取って代わる次世代プロトタイプをカメラが鮮明に捉えるとともに、そのキャビン内を激写した。 市販型では、CLAを支えるメルセデス・モジュラー・アーキテクチャー(MMA)ではなく、「MB.EA」プラットフォームを採用、CクラスEVがより高度なものになることを示唆しており、最先端のバッテリーシステムを搭載、1回の充電で300マイル(480km)以上の航続距離となると予想されている。 【写真を見る】EV化される「Cクラス」のスパイショット。※本文中に画像が表示されない場合はこちらをクリック
テスラ「モデル3」を彷彿させるヘッドライトのアウトライン作用か
現在同ブランドは、エントリーレベルの「CLA」を含む様々なエレクトリックモデルの開発に取り組んでいるが、CクラスもいよいよEV時代に突入する。 撮影したプロトタイプは、まだまだカモフラージュで厳重にディテールを隠しているものの、兄貴分「EQE」や「EQS」を反映した流線型ボディは隠せない。また、比較的短いボンネットや、かなり余裕がありそうなホイールベースも確認できる。 フロントエンドでは、バンパーのワイドエアインテークと、フェイスリフト前のテスラ「モデル3」を彷彿させるヘッドライトのアウトラインが印象的だろう。 側面からは、パノラマガラスパネルを備えた長く傾斜したルーフ、フラッシュマウントドアハンドルが見てとれるほか、リヤエンドでは、コンパクトな一体型ダックテールスポイラーや小さめのリヤウィンドウを装備していることもわかる。 激写したキャビン内には、ほぼ垂直のスクリーンが大半を占めるダッシュボードが明らかになった。ディスプレイがコックピットの幅全体に広がっているように見えるため、MBUXハイパースクリーンの廉価版となる可能性がありそうだ。そのほか、3本スポークのステアリング ホイール、スリムなエアベント、室内カメラを装備、物理的なボタンをほとんど排除した、ミニマリストなデザインと言える。 市販型では、CLAを支えるメルセデス・モジュラー・アーキテクチャー(MMA)ではなく、「MB.EA」プラットフォームを採用。これはモデルがより高度なものになることを示唆しており、最先端のバッテリーシステムを搭載、1回の充電で300マイル(480km)以上の航続距離となると予想されている。 CクラスEVのワールドプレミアは、最速で2024年内。メルセデスは電動ブランド「EQ」の名前を終了すると噂されていることからも、Cクラスの名がなんらかの形で残る可能性もありそうだ。
APOLLO
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