IBERIs& メジャーデビュー1周年ワンマンライブ“Magic Hour” vol.3~UUUUU~開催!「個々を磨き、さらに素敵な私たちを見てほしい」
全国から3000人以上が応募した声優ガールズユニットオーディションから選ばれた8人で結成されたIBERIs&(イベリスアンド)。昨年3月のメジャーデビュー以来、すでに5枚のシングルをリリースし、1周年を経た5月6日には3回目のワンマンライブを行う。メンバーから小川華果、園田れい、西尾桃子の3人に、これまでの経緯を踏まえたステージへの想いを聞いた。 【全ての写真】小川華果、園田れい、西尾桃子の撮り下ろしカット(全27枚) ――メジャーデビューから1年になりますが、デビュー前の皆さんはどんな生活を送っていたんですか? 小川 高校を卒業してすぐ、焼肉と日本料理を出すお店の厨房で働いていました。もし声優になれなかったら、料理の道もいいなと思って。 ――「特技はキャベツの千切り」とアピールしています。 小川 かつらむきや魚のさばき方も教えてもらいました。覚え切ってない時点でやめてしまったので、うまくはさばけないんですけど(笑)。 ――メンバーに料理をふるまったことも? 園田 1回も手料理を食べたことがないです(笑)。 西尾 キャベツの千切りが特技と知って2年経つのに(笑)。 小川 私の家のキッチンが狭いので。いつかみんなにふるまえたらいいなと思います。 西尾 ふるまわれたい(笑)。 園田 楽しみにしているね! ――小川さんは歌も特技にされていますが、練習していたんですか? 小川 レッスンを受けたことはなかったんですけど、学校で毎日歌っていました。生徒会の副会長をやっていて、放課後に生徒会室から距離が離れた職員室まで「聞こえていたよ」と言われるくらいの声量でした(笑)。 西尾 私は高校を卒業して少しだけ、声優の養成所に通っていたんですけど、一回挫折してしまいました。それでフリーターになって、何も考えずに過ごす時期がありました。でも、歌もダンスも好きだし、やっぱり声優になりたいと思った時期に「SUN AUDITION」があって、「受けてみるか」と。 ――バイトもしていたんですか? 西尾 高校生の頃から、ずっとやっていました。うどん屋さんとか、全部接客業です。人と話すのが好きで、ずっとニコニコしていました。 ――西尾さん目当てで、うどん屋さんに来るお客さんもいたでしょうね。 小川 いそう! 西尾 話し掛けられるのは日常茶飯事でした(笑)。 ――あと、西尾さんは2歳からサンバをやっていたそうですが、そんな小さい頃にどう始めたんですか? 西尾 サンバチームが練習しているところに、勝手に飛び込んでいって踊ったのがきっかけらしいです。記憶はないですけど、導かれたのかなと。それから家族みんなでサンバをするようになりました。母が一緒にダンサーになって、父がバテリア(楽器隊)に入って。 ――IBERIs&でダンス経験があったのは、西尾さんと日菜さんだけとか。 西尾 中学までサンバをやって、高校ではダンス部に入って、K-POPのカバーとかしていました。 ――園田さんは3月まで女子大生だったんですよね。 園田 オーディションを受けるまでは普通の大学生で、芸術系のことを学んでいました。アニメーションの制作をメインに、油彩、水彩、版画、陶芸とかいろいろと。面白おかしい学生生活でした。 ――合コンに行ったりも? 園田 そういうのとは一番ほど遠かったです(笑)。でも、イラストを描くのが大好きで、美術や芸術をたくさん勉強できた4年間はすごく楽しかったです。 ――卒業制作は仕事をしながら大変だったのでは? 園田 制作期間は一番大変でしたね。2分弱のアニメーションで、プロジェクションマッピングで縦長の画像を出して、インスタレーションをする展示作品を作りました。仕事をしていることは大学の人にあまり言ってなかったんですけど、授業に出られないときは親しい友だちに助けてもらって、どうにか完成しました。いつかみなさんにも公開したいです。 小川 頑張っていたもんな。