シングルファザー・コウメ太夫、一人息子は私立特進クラス 「勉強しろ」だけは絶対言わない育児
お笑い芸人のコウメ太夫が9日、テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」で、シングルファザーとして育てている現在高2の長男の育て方について語った。長男は現在、都内の有名私立高校の特進クラスに在籍しているという。 コウメ太夫は07年に結婚し、長男に恵まれるも09年に離婚。そこからシングルファザーとして、息子を育てていくことになった。 勉強に関しては一切「勉強しろ」とは言わない子育てを実践。コウメ太夫自身が子供の頃、家庭教師を7人もつけられ、勉強に追われるもまったく理解できなかったことから「勉強をやれといっても(やらされてるのは)実にならないと思っているので、『勉強をやれ』ということは言わない。好きなことは自分から勝手にやる」と説明した。 その代わり、やりたいと言ったことは何でもやらせたといい、将棋に興味を持ったときも「お小遣いをあげて将棋サロンに行っておいでと。大人と将棋をして帰ってきて。先生からも相当頭がいい可能性は高いと言われ、彼と僕とは違うなと思った」と振り返る。 長男が幼い頃はすでに仕事が減少しており「月収900円のこともあった」というが、アパートを1棟買っていたことからアパート経営に注力しながら、長男の育児にも全力投球。「彼が行きたいというところは、彼に楽しんでもらいたかったので、彼中心で考えていった」と2人でどこへでも出かけていったという。 そんな息子が1度だけ、ゲームに熱中しゲーム機を手放さなくなったことがあったという。そのときコウメ太夫は「勉強はもう一切やらなくていい。その代わり、ゲームで稼げるようになれ」と言い放ったところ、息子は「それはちょっと…」と考え直し、ゲームと距離を置くように。今は数学に熱中しており、誕生日プレゼントも数学の本を求めるほど。将来は数学に関わる仕事につくことを希望しているという。