「守備的ですごく古い」「分析も雰囲気作りもない」鎌田大地が“冷遇された”サッリ監督をバッサリ「言っちゃダメなワードを...」
「13キロは走らないとダメなサッカー」
クリスタル・パレスの鎌田大地が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に出演。今夏に退団したラツィオでの1年間を振り返っている。 【PHOTO】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介! 昨夏に加入したイタリアの名門で、開幕直後こそマウリツィオ・サッリ監督にスタメンで起用された鎌田だったが、その後は満足な出場機会を与えられなかった。 「自分が負けてるとは思わなかった。サッリ監督がいた時は、このやり方ならいくら試合に出ても結果を残せへんなとやりながら感じてて、それが一番難しかった」 そう本音を吐露した日本代表MFは、このイタリア人指揮官のスタイルについてこう表現する。 「とにかくすごく守備的でしたね。前から行くけど、後ろにめっちゃ人数を余らせてるからボールを奪えない。取ってからもゆっくりしちゃう。とにかく走らないとダメでした。中盤の3人が基本的に13キロは走らないとダメなサッカーでした」 戦術家のイメージもあるが、「試合終わった後の分析とかもなくて、ここで持った時にこの選手が空いてるとか、この選手がいい動きしているからここは使わないとダメとかそういうのもまったくなくて。すごく古いやり方をしていた」という。 「雰囲気作りとか選手マネジメントとかも一切なくて。選手とは基本的に誰ともしゃべらないし。試合に負けたら雰囲気は最悪だし、僕がイタリア来た時に『このワードは使っちゃだめ』と言われるような、言っちゃダメなワードとかを監督が練習中に20~30回言っちゃう」 元銀行員で、草サッカーからトップレベルの指揮官に上り詰めた叩き上げは、鎌田にとってウマが合う監督ではなかったようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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