半額シールの上からさらに別の商品の半額シールで不正精算か 中学校講師の女を逮捕
福岡市西区のスーパーマーケットで違う商品の半額値引きバーコードを使って安く商品を購入したとして中学校の非常勤講師の女が逮捕されました。 女は同じ値引きバーコードを何度も貼りかえて、再利用していました。 逮捕されたのは福岡市早良区に住む、県内の市立中学校で非常勤講師を務める58歳の女です。 警察によりますと、女は29日午後7時半ごろ、福岡市西区豊浜のスーパーマーケットで1パック421円のサワラの切り身2切れ6パックに、それぞれ別の商品から剥がした214円と半額値引き価格が表示されたバーコードを貼り付け、セルフレジで不正に精算し、差額1243円をだまし取った疑いが持たれています。 女が商品を手に取り、値引きシールを別の商品に貼りかえ、レジで精算するのを保安員の女性が見つけ、警察に通報しました。 警察によりますと、女は値引きされたバーコードシール2枚を貼りかえて、まず2パックを購入。同じシールをさらに貼りかえて、6パックを2パックずつ、3回に分けてレジで精算していたということです。 また、女が購入したサワラの切り身は6パックすべて、元々842円から半額の421円に値引きされていたものでしたが、女はさらに安い価格の値引きバーコードを貼っていたということです。 取り調べに対し女は、「値引きシールを貼りかえて購入した商品は合計で4個です。店員さんが値引きシールを貼り忘れていると思い、自分でやっただけです」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。 警察は余罪についても調べる方針です。
RKB毎日放送