先月、土砂崩れが相次いで発生した米原市の伊吹山。２２日、市内の中学生が現地を訪れ、シカによる食害など、伊吹山の抱える問題について学びました。 県内最高峰、米原市にある伊吹山では、近年、シカの食害によって山肌が露出し、その影響で、山の保水力が低下するなど、様々な問題を抱えています。 この取り組みは、米原市が、そんな伊吹山の現状などを地元の中学生たちに知ってもらおうと開いたもので、市内すべての６つの中学校の生徒会から、あわせて１８人が参加しました。 視察では、先月、相次いで発生した土砂災害の原因となった３合目付近の土砂の流れ道や、堆積場所を見たり、ドローンを使用して、４合目から５合目付近の状況を確認するなどし、伊吹山の現状を学びました。