フリーアナウンサー谷あさこ「2024年は韓国ドラマに出たい」

フリーアナウンサーとして活躍しながらも、さまざまなバラエティ番組にも出演し、話題となった谷あさこ。現在では日本と韓国の2拠点で活動する彼女が、3年ぶりとなる写真集『Espoir』（小社刊）を1月26日に発売した。ニュースクランチ編集部は、そんな彼女に30代初となる写真集に込めた思いから、お気に入りのカット、さらに今後の展望までを聞いた。 ◇セクシーな赤のドレスに込められた秘密 「今日、初めて写真集の現物で出来上がりを確認したんですが、とても満足のいく仕上がりです。肌の質感やツヤ感はこだわったポイントのひとつで、担当編集の方とも密にやりとりさせていただいたので、すごくうれしいです」 3年ぶりの写真集となる写真集を目の前にして、感慨深く感想を述べた。3年前との違いについて聞いてみた。 「所属事務所が変わったりなど環境が変わり、いろいろ不安な時期で“とりあえずやってみよう”というタイミングが前作でした。今作はリラックスして、余裕を持って撮影に臨めたかなと思います。30歳を迎えて、前作とは違う“大人の雰囲気の写真集にしたい”という思いもありました」 お気に入りのカットについて聞くと、裏話と合わせて教えてくれた。 「表表紙のカバーをめくったカットですね。顔が全面に押し出されたカットで、私はこれが表紙でも良かったんですけど、担当の方から“もっと体全体が見えるカットのほうがいいんじゃないか？”って意見が出て、“たしかに……”って（笑）。でも、すごくお気に入りの1枚なので、購入された方はカバーを外して確認してみてください。 表紙に使われている、白と黒の水着はもちろん好きなんですが、セクシーな赤いレースのドレスがお気に入りです。というのも、打ち合わせの際に“こういう衣装を着たい”と、海外のモデルさんの写真を提示させていただいたんですが、当日、ほぼ注文通りの衣装があって、“どこで見つけたんですか？”と聞いたら、スタイリストさんが“自分で作りました”って、そのありがたさも込みでお気に入りですね。 普段は赤い衣装はあまり着ないんですけど、その写真を見たときにすごく惹かれるものがあって、見てくださる皆さんにも“新しい谷あさこ”を感じていただける衣装じゃないかなと思います」 この写真集の撮影は、昨年の秋口に行われた。 「水着を着て、プールでの撮影などは寒かったですね。お湯を入れたペットボトルを湯たんぽ代わりにしたり、撮影が始まる直前まで温かいシャワーを浴びていたり……。スタッフの皆さんの“頑張って！”という言葉がとてもありがたかったです（笑）」 ◇「膨らみを残しつつ…」意識したこと SNSを見ていても、普段からボディメイクをしっかりしている印象があるが、3年ぶりとなる写真集の撮影に向けて、意識したことはあったのだろうか？ 「30歳という節目の時期でしたし、活動の拠点を日本と韓国の半分半分にしたタイミングでもあり、グラビアからも少し離れていたので、お話をいただいたときは“大丈夫かな？”と思っていたのですが、いただいたお仕事は全力で頑張ってみよう！　そう思って挑戦させていただきました。ファンの皆さんにもイベントでお会いできるので、今からとても楽しみですね。 以前に鍛えすぎて、炭水化物を抜いたときはちょっと痩せすぎてしまったことがあったので、今回は適度に食べて、膨らみを残しつつ、過度なトレーニングではなく、ストレッチのようなことを続けて、触りたくなるようなマシュマロボディを目指しました。写真集はずっと作品として残るものなので、そこは意識しました」 さまざまな変化があったと語る2023年を振り返ってもらった。 「2023年は、海外に住むことになったというのが大きな変化ですね。それまで海外に住むなんて考えもしなかったですけど、急展開で決断して……自分自身、新たなことに挑戦したりするのは好きなんですが、やはり異国の地で、家族も友人もいないなかで生活をするのは不安が多かったです。 でも、ここからまた新しく再スタートできたような気持ちになりましたし、すごく前向きにいろいろなことに挑戦できましたし、そのひとつがこの写真集だったので、今の自分は詰まっているんじゃないかと思います」 そして2024年、谷はどのような展望で望んでいるのだろうか。仕事とプライベートの両面から聞いてみた。 「2024年は、韓国でのお仕事も増やしていけたらと思っています。韓国のドラマや映画に出てみたいですね。韓国ドラマを見て、韓国の俳優さんの演技に魅了されて……言葉の壁はあるので、高いハードルだと思うのですが、演技のレッスンにも行っていて、時間はかかると思うのですが、お仕事につなげていけたらと思います。 プライベートは、猫がすごく好きなので猫ちゃんの動画をずっと見ています。実家では猫を飼っているんですが、やはり韓国と日本の往復が多くなると、飼っても可哀想な気持ちにさせてしまうなと思って、我慢しています。でも、この前、猫ちゃん用のブラシの撮影があって、もう最高でしたね、ずっと撮影してたかった（笑）。 あと、これは仕事になってしまうんですが、日本ではグルテンフリーのブランドを立ち上げているんですが、韓国でもトレーニングやボディメイクに意識の高い方が多いので、韓国でもそういったブランドを立ち上げられたらいいなと思っています」