「日本やサウジには学ぶことがたくさんある」謙虚な姿勢の中国DFは、カタールとの大一番に意気軒高「アジアには比較的弱いチームはもうない」【アジア杯】
「我々のモチベーションは高い」
1月12日にカタールで開幕したアジアカップ。21日には各組のグループステージ第2節が終了し、22日から最終節がスタートする。 【PHOTO】カタールで開催中のアジアカップを盛り上げる各国サポーターを特集!(Part1) 先陣を切るA組では、中国が開催国カタールと対戦。前者はここまで2分で勝点2のグループ2位、後者は連勝を飾って勝点6とし、首位突破を決めている。 アジアサッカー連盟の公式サイトは、「中国は勝利すれば次のラウンドに進むことを知っているが、引き分けでも3位が獲得できる4つの出場枠のうちの1つを確保するのに十分な可能性がある」と記し、DFワン・シャンユェンのコメントを伝える。 「シナリオははっきりしている。カタールはすでにグループステージ突破を決めていて、我々にはまだチャンスがある」 万全の準備で大一番に臨む。 「選手たちは監督の戦術を遵守している。カタール戦では、勝点を獲得するためにベストを尽くし、次のステージに進みたい。ここ2試合のカタールの戦いぶりには敬意を表したい。ただ、我々のモチベーションは高いし、最高のパフォーマンスを見せたいと思っている」 カタールは手強い相手だが、自信がないわけではない。今大会はいくつかの波乱と呼べる結果もあり、アジア全体の実力が拮抗しているとワン・シャンユェンは考えている。 「グループステージのほぼすべての試合を見てきたが、伝統的に強いチームと、比較的弱いチームの間の距離は縮まった。これはアジアのサッカーのレベルが進歩していることを証明している。 日本やサウジアラビアのようなチームにはまだ学ぶべきことがたくさんあるが、それでもアジアには比較的弱いチームはもうない。全員が進歩している」 果たして、中国はホスト国を相手にポイントを手にし、決勝トーナメントに進出できるか。試合は現地22日の18時にキックオフ予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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