ワーナーの「スマブラ」風ゲーム『MultiVersus』にジョーカーが参戦決定 マーク・ハミルが故ケヴィン・コンロイのバットマンと再び対峙

ワーナーの「スマブラ」風ゲーム『MultiVersus』にジョーカーが参戦決定 マーク・ハミルが故ケヴィン・コンロイのバットマンと再び対峙

ワーナー・ブラザースの「スマブラ」風ゲーム『MultiVersus』にジョーカーが登場し、長年にわたって声優を務めてきたマーク・ハミルも戻ってくることが決定した。 「MultiVersus」画像・動画ギャラリー ワーナー・ブラザースとPlayer First Gamesが、すでに数多くのキャラクターでいっぱいのファイターたちにジョーカーが加わることを明らかにした。ジョーカーはポップカルチャーで最も知られているキャラクターのひとりであることを考えると、クロスオーバープロジェクトへの参戦は間違いなく注目を集めるだろう。 ジョーカーの参戦を告知するトレーラーでは、バトルに向かうバットマンの周りに、倒されてしまったらしきバッグス・バニー、シャギー、アリア・スタークがいる。また以下の映像を見ると、ジョーカーはワーナー・ブラザースのキャラクターたちを倒すために、バール、トランプ、爆発物を使用することがわかる。 ハミルが最初にジョーカーを演じたのは、アニメーションシリーズ『バットマン』。その後もさまざまなスピンオフに出演し、彼のバージョンが最高のジョーカーだと考えている人も多い。また、『MultiVersus』へのハミルの参加をさらに特別なものにしているのは、同作にプレイアブルキャラクターとして登場するバットマンを演じるのが、故ケヴィン・コンロイだということだ。 1990年代の放送開始以来、アニメシリーズでのコンロイとハミルの共演はアイコニックであり続けている。2人は長きにわたって、さまざまな映画やテレビシリーズでそれぞれの役を再演しているが、ゲームで最もよく知られているのは「バットマン：アーカム」シリーズだろう。 2022年にコンロイが亡くなったあと、ハミルはジョーカーの声優からの引退を表明していたが、『MultiVersus』で再びコンロイと共演する機会を得ることとなったようだ。 しかしながら、コンロイのバットマンとハミルのジョーカーが登場するプロジェクトは、少なくとももうひとつある。以前IGNでも伝えたように、2024年7月16日に米国でリリース予定のアニメーション映画『Justice League: Crisis on Infinite Earths - Part 3（原題）』でも2人は共演することとなっている。 『MultiVersus』はPC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに5月28日に配信予定。基本プレイ無料のゲームになり、クロスプレイ・クロスプログレッションに対応する。