久野遥子&山下敦弘監督日仏合作アニメ「化け猫あんずちゃん」アヌシー国際アニメーション映画祭コンペティション部門出品
森山未來が出演する日仏合作アニメーション映画「化け猫あんずちゃん」が、6月9日~15日(現地時間)に開催される世界最大規模のアニメーション映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭 2024のコンペティション部門に選出された。 【フォトギャラリー】「化け猫あんずちゃん」森山未來、久野遥子、山下敦弘直筆コメント 実写映像を元にアニメに描き起こすロトスコープの手法を用いた制作方法でも注目を集める本作は、久野遥子と山下敦弘が監督した。子猫の時に拾われ、10年たっても20年たっても死なず、気が付けば30年以上生き、人の言葉も話すようになっていた化け猫あんずを主人公にした物語が描かれる。 同映画祭は1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立して設立された世界最大規模のアニメーション映画祭であり、過去に日本からは宮﨑駿監督、高畑勲監督、湯浅政明監督らが最高賞であるクリスタル賞を獲得している。 また、本作品は23年開催の同映画祭で、公開前の注目作をピックアップするプログラム「Work in Progress」にも選ばれている。 7月19日から全国で公開。 ▼コメント ■久野遥子監督 またもあんずちゃんはアヌシー国際アニメーション映画祭というすてきな場所に連れて行ってくれる事になりました! アヌシーは学生の頃から憧れの映画祭でした。去年のWIPにてまだ10カットも出来ていないあんずちゃんでしたが、多くの方が興味をもって会場にきてくださった事は今でも鮮明に覚えています。アヌシーに集まる世界のアニメーションが大好きなお客さんに「あんずちゃん、出来たよ!」と作品を持っていけることが嬉しくてしょうがないです! ■山下敦弘監督 カンヌに続きアヌシー国際アニメーション映画祭への出品が決まりました。 しつこいようですが、原作いましろたかし、脚本いまおかしんじ、監督山下敦弘ですよ? しかも主人公は面倒くさがり屋で、人のお金でパチンコ打つ37歳の化け猫ですよ?というか、これはもう 120%久野遥子監督の努力のおかげとしか思えません! 何よりも映画をもってアヌシーに行く。という去年の約束が果たせた事が最高です!! 行ってきます。