「命の恩人」燃える民家の2階から89歳男性を背負って救助 仕事で近くを訪れた62歳の宅配業の男性に消防局から感謝状 20年近い消防団員の経験生かし低い姿勢で脱出
信越放送
長野市で5月に発生した住宅火災の現場から高齢の男性を救助したとして、14日、宅配業者の男性が消防局から表彰されました。 【写真を見る】「命の恩人」燃える民家の2階から89歳男性を背負って救助 仕事で近くを訪れた62歳の宅配業の男性に消防局から感謝状 20年近い消防団員の経験生かし低い姿勢で脱出 表彰されたのは、長野市七二会(なにあい)の酒井進(さかい・すすむ)さん62歳で、長野市消防局の西沢尚(にしざわ・ひろし)消防長から感謝状が贈られました。 火事は5月17日の正午前、長野市平柴(ひらしば)の住宅で発生し、当時、宅配の仕事で近くを訪れていた酒井さんが、2階にいた89歳の男性を背負って助け出しました。 酒井さんは20年近い消防団員の経験があり、救助できるタイミングを判断して、煙を吸わないようにタオルを渡したり、低い姿勢での避難に努めたということです。 酒井進さん: 「(男性に)『命の恩人だ』なんてことをおっしゃっていただけたので、本当に無事で良かった」 消防局は「勇敢で的確な行動に感謝したい」と話していました。
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