短期の海外旅行が人気 タイ、ベトナムやハワイも行ける
(2)ベトナム ホーチミン(平均フライト時間:5時間) 17時ごろに空港入り。金曜日19時に成田出発すれば、当日中の23時20分にベトナム入りできる。そのまま、ナイトスポットを楽しむことも、ホテルで休むことも可能だ。土曜日はゆっくりと1日観光を楽しむ。メコン河クルーズや、ベトナムのグルメを楽しみ、夜はナイトマーケット。ベンタイン市場でローカル料理を堪能できる。帰国は日曜日の朝(9時45分出発ー17時55分帰国)なので、月曜日からの仕事に支障を来すことはないだろう。 (3)ハワイ ホノルル(平均フライト時間:7時間) 少し“エクストリーム”さがあるのは、平均フライト7時間のハワイだろう。アジアと違って時差があるので、土日だけだと、満喫できないので3連休を想定したプランを紹介する。金曜夜21時30分に成田を出発し、土曜日の朝9時30分にホノルルに到着。さっそくラニカイ・ビーチ(ハワイ語で 「天国の海」という意味)の真っ白で美しい砂浜と透き通った海でビーチリゾートを満喫。午後にはダイヤモンドヘッドへの登頂。360度のパノラマビューを楽しめる。あとは、マッサージでフライト疲れを癒したり、ショッピングしたりなど、ハワイならではの定番を味わう。日曜日の朝はワイキキでは、不動の人気レストラン『アランチーノ ディ マーレ』でおいしいクレープに舌鼓を打ったあと、11時頃に空港へ。13時発の便で一路成田へ。月曜日の15時に帰国できる。 ここまでで紹介したプランはあくまで、1つの提案であり、他にも短期旅行の楽しみ方はたくさんある。「有給消化率が悪いと言われる日本では、週末などの短期旅行が人気になっている」(前出・キャスリーン・タン氏)。日本における有休消化率は6年連続でワースト1位の39%(エクスペディア調べ)。有休消化日が「0日」だった人が全体の17%と、なかなか長期休暇を取りづらい現状があるだけに、短期旅行はますますトレンドとなっていきそうだ。また、そのトレンドは、日本だけでなく、東南アジアでもその傾向がある。ちょっとショッピングに香港に行こう、ストレス感じている人が、週末に(旅行など)なにかしてストレスを緩和したい、というのが増えている」(キャスリーン・タン氏))と、もはや日本だけに留まらず、アジア全体で短期旅行は人気になっている。 ※AAE Travel エクスペディアとアジア最大級の格安航空会社 エアアジアの合弁会社(本社:シンガボール)