宝塚歌劇団の木場理事長が12月1日で辞任 調査チーム報告書公表の会見で発表
宝塚歌劇団は14日午後、兵庫県宝塚市内のホテルで記者会見を開き、同歌劇団に所属する25歳の劇団員が死亡した問題について、外部の弁護士による調査チームの報告書を公表。宝塚歌劇団の木場健之理事長らが出席し「ご遺族のみなさまには大切なご家族を守れなかったことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。12月1日をもって理事長を辞任すると発表した。 【動画】宝塚歌劇団が会見 25歳劇団員死亡で調査報告書公表へ(2023年11月14日)
木場理事長は「今回の件につきまして故人の舞台にかける思いを劇団がサポートできなかったこと、ともに歩んできた大切な仲間である個人を守れなかったことを大変重く受け止めており、組織の長として深く反省しております。ご遺族の方に深く謝罪申し上げます。本当にもうしわけございませんでした」と述べた。
また「宝塚歌劇を応援し、支えてくださっているファンの皆様、関係者の皆様の宝塚歌劇団へのご信頼、ご期待を裏切る形になりましたことを重ねてお詫び申し上げます。その責任の重さに鑑み、私は宝塚歌劇団理事長の職を12月1日をもって辞任いたします」と述べた。