蔵王町 スキー場“リフト停止”救助訓練〈宮城・蔵王町〉
仙台放送
まもなく本格的なシーズンを迎えるウインタースポーツの話題です。宮城県蔵王町のスキー場では、故障したリフトに利用客が取り残されたという想定で、救助訓練が行われました。 「みやぎ蔵王えぼしリゾート」で行われた訓練には、消防やスキー場のスタッフ、およそ40人が参加しました。 訓練では故障して動かなくなったゴンドラリフトに、利用客が取り残されたという想定で行われました。 「いま隊員がゴンドラの上に向かっていますので、そのまま座ってお待ちください」 消防隊員は止まったゴンドラに近づき扉を開けた後、ロープなどの救助器具を使って、7メートルほどの高さから利用客をゆっくりと地上に降ろしていきました。 訓練ではスキー場のスタッフも救助の手順を確認し、消防との連携を深めていました。 みやぎ蔵王えぼしリゾート 高橋克啓次長 「きょうは消防と合同で訓練をしたが、お互いに意見交換しながら、改善できるところは改善していきたい」 「みやぎ蔵王えぼしリゾート」では、順調に雪が積もれば、県内では最も早い11月29日から営業を始める予定で、シーズンを通して7万6000人の利用客を見込んでいるということです。
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