里見“黄門さま”、8日から御園座で再演 「1971年、美空ひばりさんの『おんな纏(まとい)』から53年」 舞台人生の出発点
俳優の里見浩太朗(87)が主演する舞台「水戸黄門~長崎に微笑む秋の風~」が8日、名古屋市中区の御園座で開幕する。同作は今年3月にも上演され、チケットは連日完売。同年内に異例のアンコール再演が実現した。 里見演じる水戸光圀が助さん(原田龍二)、格さん(合田雅吏)らおなじみのお供を従え、世直しの旅に出る物語。本作では「おくんち祭り」真っ最中の長崎に向かい、貿易商の娘、お藤(水森かおり)と千鶴(雛形あきこ)の窮地を救うべく奮闘する。 6日に舞台稽古が行われ、里見は「御園座は私にとって舞台人生の出発点。1971年、美空ひばりさんの『おんな纏(まとい)』から53年、数えきれない素晴らしい作品をやらせていただきました。今月に米寿を迎えますが、まだまだ老骨にむちを打って頑張ります」とコメントした。 2部は歌謡ステージ「秋に唄う」。公演は13日まで。
中日スポーツ