【巨人】広島にカード勝ち越しで貯金1 岡本和が先制タイムリー 菅野が6回途中1失点で6勝目 大勢が5月3日以来の登板で8セーブ目
■プロ野球 巨人3ー2広島 (30日 東京ドーム) 巨人は広島に勝利し、カード勝ち越しを決めた。打線は初回、岡本のタイムリーで先制。さらに若林の移籍後初ヒットとなるタイムリー、小林もタイムリーを放ち3点を獲得する。菅野が6回途中1失点で6勝目、大勢が5月3日以来の登板でセーブを挙げた。 菅野が今季11試合目の先発登板。ここまで5勝1敗、防御率1.83、前回登板の日本ハム戦(16日)では6回途中3失点で勝ち負けつかず。 初回、1死から2番・野間に内野安打で出塁を許すが、3番・上本をサードゴロ、続く小園をファーストゴロに打ち取った。 スタメンは6番レフトに若林、7番キャッチャーに小林が入った。若林は移籍後初のスタメンとなった。 1回裏、先頭の丸が相手先発・玉村からセンター前ヒットで出塁。バントで1死二塁とするとヘルナンデスはセンターフライも、岡本和のタイムリーヒットで1点を先制する。大城卓がセンター前ヒットで2死一・三塁とすると、若林、小林の連続タイムリーで2点を追加した。 2回、1死から宇草、矢野の連打、続く石原に死球で満塁のピンチを招く。それでも玉村を見逃し三振、秋山をレフトフライに抑え、無失点。 打線は4回、先頭の若林がセンターフェンス直撃の三塁打を放つ。しかし小林はセカンドフライ、続く門脇はスクイズ失敗でキャッチャーフライ、スタートを切っていた若林も三塁に戻れずアウトで無得点。 5回、先頭の石原にレフト前ヒットを打たれるが、代打・田中をセカンドへの併殺、秋山をショートゴロに打ち取った。 5回裏、相手2番手・河野に三者凡退に抑えられる。 6回、先頭の野間に内野安打で出塁を許す。小園にライト前ヒットを打たれ1死一・二塁となったところで2番手・高梨が登板。続く坂倉にライト線のタイムリー二塁打を打たれ、1点を返される。 尚も1死二・三塁から代打・堂林を空振り三振に抑えると、3番手・船迫にスイッチ。代打・松山を申告敬遠で2死満塁とすると、続く石原をショートゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。 6回裏、先頭のヘルナンデスがレフト前ヒットで出塁。大城卓がライト前ヒットで1死一・二塁とチャンスを作るが、若林がショートゴロ、小林はセカンドフライで無得点に終わる。 7回、4番手・中川が4月13日以来のマウンドに上がる。先頭の代打・大盛に四球、続く秋山にセンター前ヒットを打たれる。バントで1死二・三塁となると、上本の内野ゴロの間に1点を返された。 その裏、相手3番手・コルニエルから先頭の門脇が四球で出塁。バントで得点圏に進めるが、丸がサードゴロ、吉川はショートゴロで得点できず。 8回、5番手・ケラーが三者凡退に抑えた。 8回裏、相手4番手・矢崎から岡本が四球で出塁。しかし後続は凡退し得点できず。 9回、6番手・大勢が5月3日の阪神戦以来の登板。代打・羽月のセーフティバントヒットで出塁を許すと、2死から野間、上本に連続四球で満塁のピンチを招く。それでも小園をキャッチャーファウルフライに打ち取り、ゲームセット。大勢は8セーブ目を挙げた。