「勢いはどこへ」“9試合連続ノーゴール”の久保建英に韓国メディア注目「沈黙が続いている」
スペインメディアは高評価
日本の至宝に、韓国も注目している。 久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地11月26日、ラ・リーガ第14節でセビージャとホームで対戦。開始3分に相手のオウンゴールで先制し、22分にウマル・サディクが加点。60分に1点を返されるも、2-1で逃げ切った。 【動画】切れ味鋭い動きで決定機を創出する久保 4-3-3の右ウイングで先発した久保は、84分までプレー。決定的な仕事には絡めなかったが、スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版の採点記事では、チーム2位タイの「7点」が付与された。 両チーム最多となる4本のシュートを放つなど、存在感を示したが、韓国メディア『SPOTV news』には物足りなく映ったようだ。 「“不振”日本人アタッカー、9試合連続無得点“泥沼”→トーキングを踊っていた勢いはどこへ」と見出しを打ち、最近のパフォーマンスに言及した。 「ソシエダはこの日の勝利で公式戦3連勝となった。しかし、久保建英の沈黙が続いている」 公式戦44試合で9ゴール・9アシストと活躍した昨季に続き、今季の序盤もハイパフォーマンスを見せていた22歳レフティについて、リーガやチャンピオンズリーグでの成績を踏まえて、「最近は振るわない」と評する。 「公式戦最後の得点を決めたのは、10月1日のアスレティック・ビルバオ戦だ。当時、久保は得点後に腰を上下に振るダンス、トーキングセレブレーションも披露した。ところが、久保はビルバオ戦以降、なんと9試合連続で無得点に陥っている。最後の攻撃ポイントは、先月21日のマジョルカ戦のアシストだ」 ワールドカップ予選を戦った日本代表の11月シリーズで、久保は21日のシリア戦で1ゴール・1アシストと躍動。記事では、森保ジャパンでの躍動にも触れたうえで、「所属チームに復帰後、再び沈黙」と記す。 代表レベルでも際立つプレーを見せているからこそ、クラブで目に見える結果を出していないことが意外に思われているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部