パリパラリンピック自転車で金メダル 杉浦、川本選手が激励に感謝 福島県いわき信用組合本店を訪問
パリパラリンピック自転車競技に出場した、杉浦佳子、川本翔大の両選手は10日、福島県いわき市小名浜のいわき信用組合本店を訪れた。本多洋八理事長ら職員に出場を報告し、これまで受けた激励に感謝した。 職員約50人が選手を出迎えた。本多理事長が「皆さんの活躍に感銘を受けた。本当にお疲れさまでした。今後もいわきの地が自転車の聖地となるよう活躍してほしい」とあいさつし、選手に花束などを贈った。日本パラサイクリング連盟の権丈泰巳ハイパフォーマンスディレクター(日本代表監督)、沼部早紀子ヘッドコーチが一緒に訪れた。 席上、活躍をたたえ、同連盟と金メダルを獲得した杉浦選手に同信組からお祝い金の目録が手渡された。権丈監督が「これからも市内でできることを懸命に取り組んでいく。(同信組と)一緒に前に進んでいきたい」、杉浦選手が「(メダルは)無理だと思っていたが、皆さんの声援が背中を押してくれた」、川本選手は「やれることはやった。これからも引き続き頑張っていく」とそれぞれあいさつした。
職員らは金メダルにも触れ、選手らと交流を図りながらメダルの重さなどを体感していた。 同連盟は2019(令和元)年5月、事務所をいわき市内に移転し活動をしている。パリパラリンピック開催を前に、同信組から選手の健闘を祈る激励を受けた。 (いわき版)