日向坂46“四期生運動能力No.1決定戦”が開幕 運動神経、根性、秘策を武器にガチバトル…裏では無邪気にはしゃぐ姿も<もっと!日向坂になりましょう>
日向坂46の四期生たちがさまざまなプロフェッショナルを目指し、毎回趣向を凝らした企画に挑戦するLeminoのオリジナルバラエティ「もっと!日向坂になりましょう」。9月2日に配信された第11回では「半期だよ!全員集合!四期生運動能力No.1決定戦!!」と題し、四期生メンバー全員による熱き運動対決が繰り広げられた。WEBザテレビジョンでは収録の様子をリポートするため、決戦の舞台となる関東近郊の運動施設へ。ネタバレしない程度に番組の見どころとメンバーのオフの姿を紹介する。 【写真】正源司陽子がバランスボールに乗る清水理央を後ろから支えたり、ちょっかいを出したり…仲良しオフショット ■収録現場は日向坂46らしいほんわかムード 同期とはいえ、番組の中でパフォーマンスを披露するとなると全員がライバル。しかも、個々の運動能力が試される企画ということで、さすがに四期生たちも本番に向けてピリピリモード…かと思いきや、と清水理央と正源司陽子はストレッチをするなり、仲良くサッカーを。大事な決戦の前にケガをしないかヒヤヒヤする取材班を尻目に本人たちは実に無邪気で楽しそう。途中から「運動は苦手」と、戦う前から白旗ムードの平尾帆夏が乱入し、もはややりたい放題の大はしゃぎ。その後、清水と正源司はバスケを始め、そこには宮地すみれの姿もあった。 他のメンバーたちも思い思いに体を動かしたり、楽しくおしゃべりしたり、自撮りをしたり。心の中では「誰にも負けない!」と闘志を燃やしているのかもしれないが、全体的に日向坂46らしくどこかほんわかとしていて、ハッピーオーラをまとっていた。 個性豊かな四期生は手書きのゼッケンにもそれぞれのカラーが。かわいいイラストを描いていたり、自身の得意分野をアピールしたりする人も。元陸上部の平岡海月は運動神経の良さに自信があるようで、棒高跳びで「県大会4位」の文字がキラキラ輝いていた。運動企画ということで清水が大本命と目されているが、ここにも本命候補が?と思ったら、“4人中4位”というバラエティとしては完璧なオチが。 また、竹内希来里はなぜか競馬をモチーフにして自らを競走馬に例えているし、最年少の渡辺莉奈はシンプルに名前だけ。その他のメンバーたちもキャラに合ったゼッケンになっているので、運動能力だけでなく、メンバーのさりげないこだわりもチェックしてみてほしい。 ■運動能力No.1“初代女王”の座に就くのは? そんな今回の企画では四期生たちが6つの競技に挑戦。各ラウンドの順位ごとにポイントが加算されていき、最終的に一番ポイントが高かったメンバーに“四期生運動能力No.1”の称号が与えられる。 第1ラウンドは「ぶら下がり耐久サバイバル!!」。これはシンプルな競技で、誰よりも長くぶら下がっていれば勝ちというもの。腕力勝負となるが、Aブロックの元チア部・石塚瑶季は自信満々。左手だけ逆手に持つ作戦で挑む。一方「運動系なら任せて」とばかりに、ブロック突破に向けて意気込む清水は序盤からアスリートの顔つきでライバルたちを圧倒。持ち前の根性で何とかしたい正源司、中途半端な順位ではなくしっかりと結果を残したい小西夏菜実も応戦する。 Bブロックは、サウナで平岡に勝ったことがあるという藤嶌果歩が「我慢強さなら負けない」と勝利宣言を。一方の平岡も藤嶌をライバル視。一緒に戦う竹内と平尾のことは眼中にない感じだが、棒のつかみ方次第では腕力が関係なくなるケースもあるため油断はできない。自称“運動音痴”の平尾も「ぶら下がっていればいいだけ」と妙に強気だ。「体力勝負なら、私」と胸を張る竹内も虎視眈々と勝利を狙っているため、好勝負が展開。4人の意地がぶつかり合った熱戦は見応え十分。 Cブロックには宮地と渡辺、そして山下葉留花が登場。3人はA・Bブロックの戦いを見ていただけに、対策はバッチリの様子。山下は持ち方に秘策ありという感じだが、その作戦が吉と出るのか凶と出てしまうのか。腕力に自信のない宮地は「根性で頑張ります」と、スタート直後からひたすらぶら下がることに集中している様子が印象的。チアダンス経験者で、戦う前に華麗なY字開脚を披露した渡辺は「ヤバい、ヤバい」をはじめ、何やらブツブツ言いながら必死にぶら下がり、その流れでライバルたちに表情で“圧力”をかけていく。その勝利への強い執念が実るのか。はたまた、秘策と根性がそれを上回るのか。 ■新曲「絶対的第六感」のWセンターが激突! 第2ラウンドは「パワーフォースバトル」。ハーネスを着けた状態でお互い背中を向けて引っ張り合い、5m先にあるボタンを早く押したメンバーの勝ちという1対1のタイマン勝負となる。 この競技に関しては体力勝負が基本だが、どのタイミングで引っ張るかという“間”も重要なポイントに。組み合わせを見た瞬間にどっちが勝つか予想できてしまう対決もあれば、大番狂わせも。その中でも、9月18日(水)に発売される12枚目のシングル「絶対的第六感」でWセンターを務める正源司と藤嶌の現役高校生対決には他のメンバーからも注目が集まった。良きライバル同士である2人は競技開始前から互いにやる気満々。背丈がほぼ同じだけに力の差はそれほどないように見えるが、いざ始まってみると意外な展開に。 勝負が終わった後、まるで青春ドラマのようなやりとりをする正源司と藤嶌の姿に、今回の企画の見届け人であるお笑いコンビ・レインボーも感動を隠さない。熱いけど実にすがすがしい対決となっている。 その他にも、第3ラウンドの「ウェイトシャトルラン」をはじめ、ただの運動能力テストとは一味違うオリジナリティーあふれる企画となっている。ライブや歌番組、バラエティとは違う四期生たちの素も垣間見えるスポーツ企画を楽しんだら、もっと!日向坂を好きになるでしょう。 ◆取材・文=小池貴之