アフリカ・ケニアで大雨続く、3000世帯が自宅を追われる
ケニア全土で大雨による浸水被害が発生している。支援機関によると3月末に雨季が始まって以来、約3000世帯が自宅に住めなくなり、少なくとも13人が死亡した。 中部キリニャガ郡の住民によると、橋を渡ろうとしていた女性1人が死亡したという。「1日中捜索したが、今日になって川底に沈んでいるところを発見した」 ケニアの気象当局によると、雨は全土で降り続く見通し。先週、低地に住む住民に対し、高台へ避難するよう呼びかけられた。 キスム郡に住むこちらの女性の自宅も浸水したという。子供たちが安心して眠れる場所はなく、料理をする場所を探すのも一苦労だと話す。 降雨量の増加に伴う浸水対策として、政府にインフラ整備を求める声が一部住民から上がっている。