横浜流星、自身の内面など〝正体〟尋ねる質問に「教えません! 役者はミステリアスであることがいい」
俳優、横浜流星(28)が5日、東京都内で行われた主演映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。 同作は殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の正体に迫る逃亡サスペンス。 集まった観客を前に横浜は「サスペンスですが人間ドラマにも仕上がっていて、自分の中でも一つの集大成となった作品。時をへて、本日みなさんにお届けできることをうれしく思います」と感無量。 5つの顔を持つ逃亡犯という難役については「誰からも自分を信じてもらえない状況に陥っていて、脱獄をして…どんな状況においても彼の真意や目的を見失わないことを大事にしていました。それを維持するのはとても苦しく、苦労しました」と全身全霊で挑んだ。 また、作品タイトルにちなみ自身の正体を聞かれると、「なしです。自分のことをあまり皆さんに伝えたくなくて…。役者はミステリアスであることがいいなと思うし、人柄を知られて作品に影響するのは嫌なので…教えません!」とストイックな役者魂を覗かせた。 共演の女優、吉岡里帆(31)、SixTONESの森本慎太郎(27)、女優の山田杏奈(23)、俳優の山田孝之(41)も出席した。