前走で初優勝を飾った中野仁照が中0日で参戦/ボートレース下関
ボートレース下関の「ルーキーシリーズ第13戦」が9日に開幕する。今節は最終日まで全レース進入固定で行われる。初日のメインカードである「ドリーム戦」の1号艇に選ばれたのは、昨年11月から4月の期間に7点台の勝率をマークしている中亮太。5月以降の勝率は5点台と、近況のリズムが良いとは言えないが、平均スタートはコンマ11と鋭い切れ味を持つタイプ。前検の舟足については「重さがあった。直線は下がるとかはなく、違和感はなかった。進んでいたのでスタートもちゃんと届いていた。砂長知輝選手と足合わせして、砂長選手は良さそうだった」とコメント。ここはインから速攻を決めて逃げる構えだ。 ドリーム戦の対抗馬は、前検一番時計を叩き出した原田才一郎。「伸び寄りのペラだったけど、伸びていく感じはなかった。班とは変わらない。ただ、ターンのしやすさはあった。ペラは叩くと思う」とコメントした。タイムが出ていたので伸びは悪くなさそう。ここはカド自在戦で見せ場を作る。 地元で「ドリーム戦」に選ばれたのは山崎祥。ドリームに乗るのは意外にも3回目。「何もしていない。班で出て行くことはなかった。回り過ぎの感じがした。ペラをやる。ドリーム戦は徳山で2回乗っている。ドリーム戦に乗れるような選手ではないけど、期待に応えられるように頑張ります」とやる気を見せた。 一方、蒲郡のルーキーシリーズで悲願の初優勝を飾った中野仁照は中0日で当地入り。蒲郡の優勝戦は7日で、台風のため2日間順延となり、8日に下関の前検という超ハードスケジュールだった。「中0日で難しいけど、優勝した実感はあるっちゃある。嬉しい。下関は好きな水面。何もせずに行って特訓では出て行くことはなかった。ペラは自分とは形が違う。叩いて反応が出れば」と、今節も大暴れしそうな予感を漂わせた。
マクール