多彩に並んだスイーツを眺める親子連れら=県庁

茨城県産食材を生かした和洋菓子が並ぶ「いばらきスイートフェア2024」(同実行委員会主催)が24日、同県水戸市の県庁2階で始まった。県内の名店が、今年のテーマに設定されたクリを使った自慢のスイーツを中心に販売。会場は多くの来場者でにぎわった。26日まで。 フェアはコロナ禍を経て5年ぶりに開催。今年は県内和洋菓子店など51店舗・団体がブースを出店した。各店の人気商品のほか、今月半ばに実施された県産クリを原料とした新商品を競う「いばらきスイーツコンテスト」の出品作なども並んだ。 同県日立市から家族で訪れた伊師麻綾さん(29)は「県内の有名な店舗を一度に巡ることができるので、いい機会」と、好みのスイーツを選んでいた。根本高行実行委員長は「新たな菓子店を知るきっかけにしてほしい。店舗間が連携し茨城を盛り上げたい」と、多くの来場を呼びかけた。