相手の女子マネを“警戒”? ド緊張の監督「後攻とれ」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第5日の22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、東海大菅生(東京)が21世紀枠で初出場の城東(徳島)を5―2で降した。前監督が1月に不祥事で解任され、急きょ監督に就任した東海大菅生の上田崇監督の主なコメントは次の通り。 【城東vs東海大菅生の熱戦を写真で】 ◇上田監督「永野さんに先に打たれたら…」 僕自身も初めてなので、簡単に勝てるとは思っていなかった。(先制されたが)初回なので、慌てず1点ずつ返していけばいい。声を張って選手を勇気づける言葉掛けをしてきた。私は現役時代に甲子園に行けなかったので、別の立場で来られたのは光栄。 (先発に宮本恭佑投手を起用)練習試合を含めて、すごく状態が良かった。今日の失点はミス絡みなので、内容自体は悪くないと思う。試合展開がバタバタしそうだったので(二回までで)代えた。 (突然の監督の大役で、緊張は)ずっとあった。(試合前の)シートノックが一番緊張した。城東の(女子マネジャーの)永野さんが打つので。(後攻チームが先にシートノックをするため)キャプテンには絶対後攻を取れって言いました。先に打ちたいから。先に打たれたら打てなくなっちゃう。みんなに注目されて、緊張してしまうんで。さすがにそれには勝てない。 (女子部員のノックは)すごいなと思う。こういう舞台で打てるのも良い経験だし、すごく感動した。いいことだと思う。