【RIZIN】日韓対抗戦でスーチョルと対戦の中島太一「王者になるための最短ルートが来た」パンクラス王者を返上しRIZINの頂点へ!
2月の佐賀&3月の神戸と全国各地を盛り上げている格闘技・RIZIN。首都圏での2024年の一発目の『RIZIN.46』(4月29日/有明アリーナ)では、フェザー級タイトルマッチの鈴木千裕vs.金原正徳のほか、注目の試合がラインナップされている。そのなかでもファンから熱い期待を寄せられているのが、RIZINファイターvs.韓国の強豪ファイターによる「日韓対抗戦3番勝負」だ。 【動画】【RIZIN】中島太一、大将格キム・スーチョルを倒してバンタム級王者へ意欲 愛娘を溺愛しすぎてのろけまくり「かわいすぎる」 【単独インタビュー】 ORICON NEWSでは、RIZINの看板を背負ってこの対抗戦に出場する中島太一(35)にインタビューを実施。RIZINで扇久保博正に勝利し、フアン・アーチュレッタと激闘を繰り広げた人気者のキム・スーチョル(32)との試合に向けて、熱い思いを語ってもらった。
■「格闘技は強いヤツが見られる。自分はそこを見せていく自信がある」
――まずはRIZINでの前戦から振り返りたいのですが、昨年9月の『RIZIN.44』での岡田遼戦は中島選手が終始攻め続けた完勝でした。反響はいかがでしたか? 【中島】そうですね、岡田選手を相手にああいう勝ち方をできたことで、反響が大きくて褒めてくれる人も多かったです。 ――その前のRIZINデビュー戦は1階級上のヴガール・ケラモフ選手との対戦(2022年4月)で、体重差もあり不完全燃焼な試合だったと思いますが、岡田戦が“真のRIZINデビュー”になった? 【中島】バンタムが本来の階級なので、そういう部分はありました。 ――岡田戦のバックステージ動画では、試合後の控室で「大みそかアピールを忘れていた」と話していましたね。 【中島】やっぱり日本の格闘技といえば、大みそかじゃないですか。2014年にDEEPが大みそかにやった大会(さいたまスーパーアリーナ)は出たのですが、地上波放送もなかったし、見てくれた人も少なかったので、RIZINの大みそかというデカい舞台で試合をやりたかったですね。ここから連勝して、今年こそは大みそかに出たいと思います。 ――RIZINはいろんな選手が活躍していますが、中島選手は現在のバンタム級の状況をどのように見ていますか? 【中島】エンターテイメントとしてたくさんの人に見られなきゃいけないので、面白い試合をしたり、KOや一本を狙っていくスタイルに変えなきゃいけないとか、いろんな思いがあります。ただ、結局は強いヤツが見られるって思っているので、変に盛り上げようとしなくても自分の実力で沸かせられるような選手になりたいです。SNSや会見でのパフォーマンスが注目されるけど、みんな結局は強さが見たいはずだし、自分はそこを見せていく自信があります。 ――前戦はパンクラス王者としてRIZINに参戦していましたが、その後にパンクラスのベルトを返上されました。RIZINで本格的に戦っていくという覚悟だと思いますが、愛着のあるベルトの返上は悩んだのでは? 【中島】僕は前から言ってるんですけど、強い選手とやっていきたい。どんどんステップアップしたいんで、パンクラスのチャンピオンになったら、次はRIZINの強い選手とやりたいという気持ちです。もちろん、パンクラシストという気持ちはあるし、元王者という看板を背負ってRIZINで戦っていきます。